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渇き  

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「渇き」

英題/THIRST
監督・脚本/パク・チャヌク
出演/ソン・ガンホ、キム・オクビン、シン・ハギュン、キムヘスク、他。

あらすじと解説/
サンヒョン神父は、無力感からアフリカの研究所で“死のウィルス”の実験台に志願する。発病し一度は死亡したサンヒョンだが、すぐに復活。奇跡と思われたが、彼の体には異変が起き始めていた。聴覚や嗅覚が研ぎすまされ、太陽光を嫌い、人の血を求めるように。研究所の輸血の影響でバンパイアになっていたのだ。同じ頃、幼なじみのガンウの妻テジュとめぐり合う。急速にひかれあった2人は、やがてガンウを殺害しようとするのだが…。

「信仰に生きる神父が愛欲に溺れて堕ちていく」というドロドロの愛憎劇を期待していくと、面食らうだろう。主人公が神父という点で信仰の問題が絡んでくるが、普通に善人として生きようとする男がバンパイアになってしまったら、という映画なのだ。人間以上の力を手に入れてしまった男は、必死で自分の力を抑制する。一度過ちを犯したら、後戻りは出来ないことを知っているからだ。しかしそんな彼の努力も、魅力的な人妻と出遭って崩れ始める。セックスと暴力が彼の世界に侵食してくるのだ。10kg減量して精悍になったソン・ガンホと人妻役のキム・オクビンが、体当たりの熱演をしている。ただし、刃物の“痛い”描写や、バイオレンス描写が苦手な人は注意。
(goo映画より抜粋)


大変に期待して鑑賞いたしましたが、期待以上の出来の良さで大満足でございます。

画期的なヴァンパイア映画!!

血なまぐさい、エロい、笑えると三拍子揃った吸血鬼映画ですね〜。「トワイライト」シリーズもこのぐらい泥臭い感じだったら好きになってるかもしれません。


根本的に「いいヒト」で、しかも「神父」がうっかりヴァンパイアになっちゃった。
自分が生きていく為には「血」を飲むしかないんですが、どうしても「人を殺して血を啜る」という事ができない。なので、病院の中の意識の無い植物状態の患者の血をこっそり飲んだりとか、ネットで自殺志願者を募集して、その信仰心を利用し「わたしに血を分けてくれれば楽に死ねるから」とウソをついて血を集めたり.......とにかくなんとかして人を殺さずに血を吸おうという、ヴァンパイア界随一のヘタレなのでございます。

そしてこのヘタレヴァンパイアは自分の幼なじみの妻と出会い、不倫関係に陥ってしまうのですが、この人妻の乱れっぷりの凄まじい事!
映画の濡れ場でそんなに興奮することはない僕ですが、これはもうエロくてエロてとーっても興奮しちゃいましたですよ。

キリスト教、そして儒教。
この2つの「束縛」から解き放たれた男と女は、欲望の赴くままに。


神父さんはもともと信仰心があるので、常に「葛藤」しているのですが、対する人妻はというと、一度タガが外れたらもうとどまるところを知りません。
成り行き上、この人妻もまた「ヴァンパイア」の仲間入りをするのですが、神父さんのように姑息な手段をとることはなく、まさに「狩り」を楽しむかのような感覚で人間を襲い、血を貪る。

で、血を吸うという行為。
これまで映画における吸血鬼には「牙」が生えていて、ガブっと噛み付いて血をチューチュー吸ったりしておったんですが、こちらの映画はそういう身体的特徴が無い代わりに刃物でグサッと刺して吹き出す血をチューチュー吸うという.....斬新!!

あと笑っていいのかどうか分らないぐらいの不謹慎さが逆に笑いを誘うシーンもありましてね、これがとってもツボにハマったのでございます。

不倫関係になった神父と人妻は、共謀して夫を殺害するんですが、やはり怪物になっても「罪の意識」が残ってるのか、事あるごとにこの夫の幻覚が二人の前に現れるんですな。
エッチしてる最中に、その死んだ筈の夫が「アホづら」して二人の間に挟まってたりとかするんです。その顔があまりにもアホっぽいので思わず吹いてしもうた。

さらに、姑は息子が死んだショックから意識がどっかへ飛んでいってしまって、全身が麻痺したような状態になってしまうのですが、この姑と神父と人妻、しばらく同居生活を送ってたりするんですよ。もうあまりにも不謹慎で笑っちゃいます。可笑しいです。

もともと人間は「悪」であるから、教育や政治や宗教が必要である、と言ってた映画がありましたね。そう、「ミスト」
です。
この映画では「人間らしさ」を保つための唯一の拠り所として「宗教」があるのですけど、人ならざるモノへと変貌してしまった男と女.....特に女の方は、その「宗教」という呪縛から解き放たれた瞬間から、もうやりたい放題。でも、その表情は以前と全然違う。本当に同じ人か?と思う程にイキイキとして、そして女としての魅力も全開になる。

なんだかんだいって腹を括ったら断然女の方が強いもんね。「先輩」であるはずの神父さんもタジタジになっちゃうんですもの。
ほんと、女は怖いですわ〜〜><


人の生き血を啜るケモノ同士の痴話喧嘩も凄いパワフル!ここも笑いどころよね。


「異色」の吸血鬼映画であり、そして血なまぐさく甘い「ロマンス」。
たまりませんね。こういう映画を待ってたYO!

これを少年少女に置き換えて「淡い恋物語」に仕上げているのが「LET THE RIGHT ONE IN」(邦題/ぼくのエリ〜200歳の少女〜)だと思います。思い違い??(←今の所京都での上映の予定は無い!京都みなみ会館さま!是非ともお願いいたしますぅ〜〜〜!!!!!)

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↑本当の意味でのハッピーバースディ


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ケース39  映画

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「ケース39」

原題/CASE 39
監督/クリスチャン・アルヴァート
出演/レニー・ゼルウィガー、ジョデル・フェルランド、ブラッドリー・クーパー、他。

あらすじ/
オーブンで焼き殺されそうになる寸前に助けられた10歳の少女リリー(リリス)が、児童専門のソーシャルワーカー、エミリーの家でしばらく暮らすことになった。エミリーの恋人でセラピストのダグも協力し、第二の人生は平穏にスタート。だがその直後から不審死が続発し、エミリーはリリーの言動に不審を抱き始める…。(DMMより抜粋)


怖いッ!!


これわ怖かったわ〜。
邪悪な子供映画「エスター」(ネタバレですが、エスターは子供じゃないんです)ほどの衝撃はなかったし、展開も予想通りのものであるのですが、なんだかとっても怖かったんです。

何が怖いのかってゆーと、それはジョデル・フェルランド。
まさにその一点のみ。

ジョデル・フェルランドは「サイレント・ヒル」「ローズ・イン・タイドランド」(この映画は完全に独壇場になっとります。猛毒ですので鑑賞する際には注意が必要!)で強烈な印象を残してきた天才子役なのですが、この映画では以前よりも少しだけ大人びた感じです。

この映画では、以前の作品でも感じられたあの「危うい」表情にますます磨きがかかり、更に妙な色気まで加わっておりましてね....とにかく怖いのなんのって。
あまりにもおっそろしい表情が上手いので、この子は将来ホラー映画の役しか回ってこないんじゃないかと心配になる程です。

で、そんなおっそろしい子供と対峙する事になるソーシャルワーカー/エミリー役のレニー・ゼルウィガー。まぁなんとも顔がまるっとしている素敵なおばちゃん、という感じでございます。恐怖におののきキャーとかギャーとか叫ぶ姿がブサイクに見えてしまうのがチト、残念な感じもいたしますが、頑張ってはるのはよう分ります。ええ、頑張ってはります。

そういえば、わたしレニー・ゼルウィガーが出てる映画で一番印象深いのが「ベティ・サイズモア」(おそらくレニー史上もっとも可愛らしく撮られている映画)なのですが、この映画はある意味物凄く恐ろしいホラー映画です。「本人が気付いていないこと」が一番怖い......これは超がつく程の傑作ですので是非みなさん観てみませう!

アッ、あと「シカゴ」とかも面白かったなぁ〜。レニー姐さん激ヤセしてたけど映画自体が物凄く面白かった。

でも、ぽっちゃりの魅力全開の「ブリジット・ジョーンズの日記」は見たことないです.....何をトチ狂ったのか、わたし映画を観る前に原作本を買って読んでみたのですが、半分も読む事ができなかったのが原因なんで....まぁ観たら観たで面白いのかもしれませんけど。



「エスター」程ではないけどゾッとする良作!
ジョデル・フェルランドの怪演を観るだけでも価値アリですよ〜♪


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処刑山/デッドスノウ  

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↑確かに、海に行ってればこんな目に遭わずに済んだ


「処刑山/デッドスノウ」

監督/トミー・ウィルコラ
出演/ヴェガー・ホエル、スティグ・フロード・ヘンリクセン、シャーロット・フログナー、ラッセ・ヴァルダル、エヴィー・カセス・レステン、他。

あらすじ/
雄大な自然に抱かれた冬山を訪れた8人の医学生。楽しい休暇を楽しむはずのその山は、実は第二次世界大戦末期、極悪非道の限りを尽くしたナチスの残党が、レジスタンスの反撃にあって全滅した忌まわしい場所だった。山小屋の床下から、偶然ナチの隠し財宝を発見した学生たちは、軽い出来心からそれを着服してしまう。その瞬間、眠っていたはずのナチスの兵士たちが冷凍ゾムビとなって襲いかかってきた…。(goo映画より抜粋)


いやーこれは面白かった!!

ノルウェー産のゾンビ映画。いいねノルウェイ・ホラーは。
ノルウェー産のスラッシャー映画で「ザ・コールデスト」というのがありましたが、こちらも地味ながらグッとくるような出来でしたしね。

「ザ・コールデスト」で受けた印象が「古き良きアメリカンなスラッシャー映画」だったのですが、こちらの「処刑山/デッドスノウ」は「古き良きアメリカンなゾンビ映画」でした。
ロメロの「大真面目なゾンビ映画」ではなく、例えば「バタリアン」とか「死霊のはらわた」みたいな、勢いと血と臓物と笑いが一杯詰まったゾンビ映画。

この映画を観てるとすぐ分ることですが、この映画は雪山版「死霊のはらわた」といった趣きでございます。登場人物も見事なまでにボンクラ揃いでもう本当に楽しいね。


雪山にナチス・ゾンビ。
真っ白な世界に飛び散る鮮血、臓物。
腸がびょーんと伸びる、伸び〜〜〜る。



あまりにも伸びる腸ばっか出てくるので、なんだか「地球外生命体捕獲」を思い出してしまいました。こちらの映画は宇宙人と人間が腸の引っぱり合いをするという物凄い絵が観られますよ。

完全に笑かしに走っている映画ですが、たまにはこういうのもいい。
真面目なばかりがゾンビではない。むしろ「ギャグ」として機能していて、それがバチーンとはまっているのなら「失笑」ではなくしっかりとした「笑い」になるのですから。

ノルウェー・ホラーはこの「処刑山」と「ザ・コールデスト」しか知りませんが、2本ともなかなかの良作でしたので、これからもっともっとホラーを作って欲しいですね!フランスに追いつけ追い越せ!ぐらいの勢いで。期待してますよ!


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