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「神様のカルテ」「猿の惑星/ジェネシス」「この愛のために撃て」  映画


ここ最近鑑賞した新作レンタル映画の感想をざっくりと。

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「神様のカルテ」

あらすじ/
勤務5年目の内科医師、栗原一止(いちと)は、医師不足の中、「24時間365日対応」の本庄病院で激務をこなしていた。家に帰れば、カメラマンの妻、アパートの風変わりな住人たちとの温かい暮らしがあったが、多忙のあまり、最初の結婚記念日も忘れる始末。ある日、大学病院から見放された末期がん患者、安曇雪乃が現れる。安曇と触れ合う中で、一止は医療とは何かを考え始める。そんな時、大学病院に勤めないかという誘いが…。(goo映画より抜粋)

僕はこのテの邦画を全く観ないんですけども、魔が差してしまってレンタルしちゃいました。
おそらく魔が差さなかったら一生観ない類の映画であるわけですが、いざ観てみるとこれがなかなかグッとくる映画だったのでちょっと嬉しかったです。

「魔が差した」原因は、といえばやっぱり宮崎あおいちゃんが出ているという事に他ならないわけですけども、この映画での宮崎あおいちゃんの印象は薄いです。

じゃ何が印象に残ったのかというと、それは、加賀まりこ様。
元祖上からマリコ様。
さすがにもうお歳をめしているとはいえ、その存在感に圧倒されましたです。
加賀まりこ様といえば「月曜日のユカ」が忘れられませんね。
今活躍しているアイドルが鼻クソに思えるほどの殺人的な可愛さ。
未見の方は是非ご覧になってくださいませ。若き日の中尾彬さんも拝めますよ!

あとちょっと変わってるなぁと思ったのは、宮崎あおいちゃんと嵐の櫻井君との夫婦関係。仲が良いのはもちろんなんですが、お互い敬語で喋ってるんですね。まぁ別にいいんですけど、なんか変な感じもしたりして。それに彼らのい周りに居る人達も妙な方々ばかりで.......それはそれで設定としては面白いですけど、なんかちぐはぐな印象を受けましたね。別にそれがダメとかではないんですけど、うーん、何なんでしょうかね。上手く言えないですが。

まぁしかし、櫻井くんと加賀まりこ様との話はとてもグッとくる内容で、不覚にも泣かされてしまいました。あと数ヶ月しか生きられないと知ったとき、それまで何をすればいいのか、そして何をしてあげればいいのか。
生きるという事。死ぬという事。
色々考えさせられましたです。


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「猿の惑星/創世記(ジェネシス)」

あらすじ/
アルツハイマーの薬を研究しているウィルは、チンパンジーに新薬を投与する。目覚ましい知能の伸びを見せたメスのチンパンジーがいたが、彼女は暴れだし、射殺されてしまう。妊娠していた彼女が産み落とした赤ん坊チンパンジーを育てていたウィルは、シーザーと名付けた彼に高い知能があることに気付く。ある日、アルツハイマーを患うウィルの父親が隣人ともめているのを見たシーザーは、彼を守ろうと暴れ、霊長類保護施設に入れられてしまう。(goo映画より抜粋)


オリジナルで言うところの、「猿の惑星/征服」にあたる、全く新しい発想によるリメイク作品。

オリジナルで「なんで猿が進化して地球を征服するのか?」という原因は、まずは犬や猫にしか感染しないウィルスが世界的に流行し、犬と猫が絶滅。ペットが居なくなった人類は犬猫の代わりに猿を飼いはじめて......というかなりトンデモな設定でしたが、こちらのリメイクは猿に投与していたアルツハイマー治療薬が進化を促したという、なんか「ありそう!」な感じでございます。

展開も早く、見せ場もてんこ盛り、それにアンディ・サーキス演じるCGのシーザー(PJのキングコングもアンディ・サーキス。猿専門俳優になりつつある)の動きや表情も素晴らしい。

でも、何故かシーザーに感情移入できない。
それは何故かと考えていたら、やはりそれがCGであるからとしか言いようがないんですよねぇ。なんかこう、そこに「赤い血」が流れているような感じがしないんです。どんなに良くできたCGでも、やはりそこに「実際にはないもの」であるし、そういう実体のないものに愛着が湧かないんですよねー。それに比べてオリジナル作品群は、ちゃんと「中に人が入ってる」わけで、今みたく肥えた目でみると「かぶりものじゃん!」って思ってうんですけど、やっぱりそこに人が居るから愛着が湧くんです。口元がふがふがしちゃって、もう可愛くて可愛くて。
だからね、ジーラとコーネリアスには感情移入しすぎてしまって、「新・猿の惑星」でジーラとコーネリアスが殺された時には思わず涙がこぼれてしまいましたもの。
そういう意味ではティム・バートン版の「猿の惑星」のアプローチは正しかったのかもなぁ、とも思います。なるべく役者に特殊メイクを施して、人が演じるという点において。

でも映画的にはとてつもなく面白いですし、オリジナルを知っている人は比較もできるという楽しみもありで、見応え十分なナイスな映画でした♪


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「この愛のために撃て」

あらすじ/
看護助手サミュエルと愛妻ナディアは、間近に迫った出産を心待ちにしながら幸せな日々を送っていた。が、ある日突然、ナディアが何者かに誘拐されてしまう。犯人の要求は勤務先の病院から入院中の凶悪犯サルテを3時間以内に連れ出す事。ナディアの命を救うために決死の覚悟で警備をかいくぐりサルテを外に連れ出したサミュエルだったが、警察の捜査チームに指名手配中のサルテと共に追われる事になるのだった。(goo映画より抜粋)

来月リリースされるラッセル・クロウ主演の「3デイズ」のオリジナル作品「ラスト3デイズ」を撮ったフレッド・カヴァイエ監督の最新作。わたしは前作の「ラスト3デイズ」は未見ですので、今回初めてこの監督さんの作品を観たわけですが、いやーこれはとても良かったですね。

「妻がさらわれたので取り戻す!」というシンプルな物語、そして無駄なくスピーディーな展開、激シブなラスト....作品自体のトーンも重くて暗いので、ほんとこういうのドンピシャでわたし好みですよ。

なんか似たような話みたいですけど、前作「ラスト3デイズ」も観てみたくなりました!
シブいアクション映画好きには堪らない1本かと。是非是非。

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「未来世紀ブラジル」のBlu-rayを買いました。  映画

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はい、買ってしまいましたよ「未来世紀ブラジル」のブルーレイ。

ついさっきまで観てたんですが、やっぱり何回観てもいいですね。
特に今回はブルーレイだけあって、画質、音質ともかなりのもの。

画質はもう、かなりバキバキで輪郭もハッキリしており(とはいえ物凄くクリアな部分もあれば粗く見える部分もあったりしますが)、通して観てみた感想は「つい最近撮られた映画のような」感じがしてとても新鮮に感じました。
なんちゅうかこう、スーツの生地の質感とか、部屋の中の近未来チックな家具とか家電とか(近未来なのにめっちゃポンコツ!)、そーいう細かい所がクッキリ見えるっつーのはとても楽しいです。

音声は今回初の日本語吹替えが収録されていますが、これは過去のテレビ放映時のものを使用しています。さっきちらっと吹替えの方を聴いてみたんですが、オリジナルの音声と比べると音量も小さいし音質もあまり良いものとは言えないですかねぇ.......どうせやるなら新しく録音もして欲しかったし、特典映像もDVDのものと一緒でSD画質なのも残念。

特典には美味しい所はないけれど、ブラジル好きなわたしとしては買って良かったかなぁ、と。

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運命の女  映画

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「運命の女」

原題/UNFAITHFUL
監督/エイドリアン・ライン
出演/ダイアン・レイン、リチャード・ギア、オリヴィエ・マルティネス、他。

あらすじ/
ニューヨーク郊外で暮らすエドワード(リチャード・ギア)とコニー(ダイアン・レイン)は結婚11年目。ある風の強い日、9歳になる息子・チャーリーの誕生日プレゼントを買いに街へでたコニーは、本の売買をする青年・ポール(オリヴィエ・マルティネス)にぶつかり転倒する。膝をすりむいたコニーはポールの部屋へ招かれるが、誘惑的な眼差しに動揺し急ぎ部屋を出た。しかし、コニーの心に生まれた情熱は、引き返せない情事へと発展していく。エドワードは、そんな妻の変化に疑問を抱き始める。(goo映画より抜粋)



むかしわたしがバンドマンだった頃、オリジナル曲の中にこういう歌詞がありました。

火遊び高じてかけたテレフォン 夜遊び知って帰らぬ母さん

この曲は、とある家族の崩壊の過程を邪悪なラップで唄ったものですが、ここでは夜遊び母さんだけではなくお父さんや息子の事にまで言及しております。

たとえばお父さんは「メガネがずれても働く仕事人」で、仕事一筋のちょー真面目なお父さん。でもちょっと冒険してみたくなって「どこか遠くへ旅してみたら とても遠くへ飛ばされた父さん」、つまりとんでもない地方へ左遷されてしまったり、息子は息子で女子があんたの事なんか嫌い!とハッキリ言っているにもかかわらず嫌よ嫌よも好きのうちなんぢゃねーのと勘違いし、しつこく言いよっていくうちに「死ね」とまで言われてしまいます。
その女子は「驚くフリだけ可愛いアナタ」と表現されており、その女子に「死ね」と言われて「本気じゃないよね??」と聞き返す.......この曲の中での父さん、母さん、息子さんに未来などありません。この先に待っているものは深い深い闇しかないのです。

.......というような事を、この映画「運命の女」を観ながら思い出しておりました。

この映画の監督、エイドリアン・ラインの「危険な情事」も相当に恐ろしい作品でありましたが、こちらもなかなかゾッとさせられるものがありましたねぇ........かるーい気持ちの浮気がまさかこんな事になろうとは!という展開はまぁありがちと言えばありがちなんですけども、見せ方がとっても上手いので思わず食い入るように観てしまいましたよ。

この「火遊び」母さんはダイアン・レインが演じているのですが、もうこれがめっちゃくちゃエロくて素晴らしい。とにかくエロい。エロ過ぎます!わたし自身はどっちかっつーと若い方が好きなタイプなんですけどもこんなの観ちゃうともうダメね。

で、火遊び母さんは「バレなきゃいいじゃない」と密会を重ねていくわけですが、そのへんがどうもツメが甘くて旦那さん(リチャード・ギア)はこれはなんかおかしいぞ?とすぐ気がついちゃう。
この旦那さんも先程書いた歌詞の中の「メガネがずれても働く仕事人」のような人でね、こういうのって妻としてはちょっとつまらないと思う所もあるのかなぁ、と思ってみたりして。だからこういう危険な情事的な事にのめりこんでいってしまうのかなー、と。

さて、火遊び母さんが怪しいと思ったメガネの仕事人のお父さん、探偵を雇って妻の尾行をします。するとあっさりと「あんたの奥さん浮気してまっせ!」的な証拠写真を見せられて愕然とするお父さん。どうにも我慢ならなくなったお父さんは浮気相手の男の家に押しかけて.........

と、書くのはここまでにしておきます。ここから後の展開はだいたい予想どおりではあるものの、「仮に自分がこういう状況に追い込まれたら」と考えると恐ろしくて夜も寝られないような展開をしていきます。

そしてこの映画のエンディング、どのようにも捉える事のできる曖昧なものになっている所も実にいいですね。
曖昧ではあるけれども、やっぱりまともな人間なら「息子には罪はない」と思うわけで、そういう事を考えたら自ずと答えは見えてくると思います。

なんちゅうか人間てめんどくさい生き物ですし、その中でも男と女つうのはもっとめんどくさい。でもそのめんどくささを乗り越えて男と女は夫婦になるわけで。良い事も悪い事も、ものすっごく悪い事も分かち合うのが夫婦というものなのかなぁ、と漠然と思ってみたり。

.....と、柄にもなく色々な事を考えさせられる映画でございました。未見の方は是非。


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