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「まちかどにはなにがある」という本についてのウロ覚えの記述。  

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撮影/makoto shirata

おそらくわたしが小学校3年生だったか4年生だったか5年生だったか、そのくらいの時期に、小学校の図書室で何度も借りて読み耽った本がある。タイトルは、

「まちかどにはなにがある」

だったかと思う。
町かどには何がある、だったかもしれないし街角にはなにがある、だったかもしれないし、そもそもタイトル自体まちかどにはなにがあるだったかどうかも怪しい。
そして、時々この本の事を思い出しては、「もっかい読んでみたい!」とグーグル先生にお願いしてみるのだが、どうにもこうにもヒットしない。これは本当に実在した本なのかどうかも疑わしくなってくる。

この本の話は以下の通りである。


主人公はとある町に住む小学生の男の子(だった筈)。
彼は、通学途中に不思議な自動販売機を見かける。

自動販売機なのに商品のディスプレイらしきものはなく、ただ、10円入れたらなんか出てきそうな、そんな怪しげなシロモノ。
とりあえず10円入れてみる。何も出て来ない。

彼は「欲しかったもの」を思い浮かべた。そしたら、その「欲しかったもの」が出てきた。
そうか、これは「欲しいもの」が10円で買える自販機なのか!
彼はもう一度10円を入れる。
欲しいものを思い浮かべる。

出てこない。

イラッときて自販機を一回ドン!と叩いてみる。
そしたらまた出てきた。
面白くなってきたのでもっかい10円入れてみる。

出てこない。
ドン!と叩く。
まだ出てこない。
またまたイラッとしたのでもう1回ドン!と叩く。
そしたらまた出てきた。

どうやら、この自販機は10円で「欲しいもの」が買えるのだが、1回たたけば次2回、というふうに買う度に叩く回数を増やしていかなければならないらしい。

この自販機は瞬く間に町の噂となり、10円で「欲しいもの」を求める人たちが殺到し、何千、何万という人達が押し寄せて、10円で欲しいものを買って行く。何千回、何万回と、その自販機を叩いて「形のないもの」、つまり「愛」すらも買って行く。町は完全にパニック状態に陥り、主人公である男の子はその自販機の正体を見極めるべく、自販機の裏側にあった秘密の通路を通り抜けて........



というのが、おおまかな粗筋である。
殆どウロ覚えなので本当にこんな話だったのかも疑わしいのだが
これだけ書いてみるとなかなか映画的に面白い話なんじゃないかなーとか思ったもので。

どうしても思い出せないのが、その主人公が「秘密の通路」を通り抜けた先に見たもの、なのである。
フツーはこういうオチの方を覚えているようなもんなのだけど
そこの記憶だけスッポリと抜け落ちてしまっている。
でも、読み終わった後でなんとも言えない切ない気持ちになったのだけは鮮明に覚えている。

まちかどには、なにがある?

普段気にしないで通り過ぎてしまうような所に
不思議なものを見つけてしまう。
それはとても素敵な事ではないだろうか。

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撮影/わし。

もし、この本の事知ってる!
って人いらっしゃいましたら
是非ともこのブログかTwitterかfacebookにコメント下さい。
よろしくお願いします。


※追記。

先程「町かどにはなにがある 児童書」でグーグル検索してみたところ、やはりあった。
作者は村上恵子さんという方らしい。
粗筋はというと、


「町かどに不思議な自動販売機があらわれた。マモルが10円玉をぽとんと入れると出てきた物は…マモルが一番ほしかった望遠鏡。…あっという間に町中大騒ぎ。人また人…。自販機は物だけでなく、病気を治したり死者をも生き返らせたりと、願いは何でもかなえてくれるようだ。しかし故障なのかそういうシステムなのか、コインを入れてボタンを押したら、前の人より一回ずつ多く自販機を叩かなければならない。ついには世界を消してしまいたいと願う男もあらわれて…?」

以上は復刊ドットコムというサイトのリクエストページからの抜粋です。
何でも願いが叶う自販機で世界を消してしまおうなんて、なかなか児童書としてはエクストリームなんじゃないか。
めっちゃ読みたい!

是非復刊を!!
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俺のInstagram写真集 その7/最近どうよ  


せめて月に2回は更新せねば......でも映画ネタがあまり無いもので今回は写真ネタでございます。
映画も全然観てないワケじゃあないんですけども。
先日など「アンチヴァイラル」を観てかなり衝撃を受けたりしたんですけどもね。

今回は特に写真のテーマもなく、なんとなーく日常を切り取ってみたものばかりで。
おまえ、最近どうよ?と聞かれたら
「大体こんな感じ」と答えるような雰囲気で。



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9月16日。
早朝に日本で初めて大雨に対する警告のメールが配信された。
今まで聞いた事のないメールの着信音で叩き起こされ、窓の外を見てみたら確かに物凄い大雨だったのだが、そんなメールまで来るほどのもんなのか?という印象であった。
昼前にはすっかり雨もあがって、気になって鴨川の様子を見にきたらこんな事になっていた。

正直ビビった。

普段自転車でブラブラしたりベンチにすわってボーッとしている、あの穏やかな鴨川が怒り狂っていた。
後日、桂川の方を見に行ったが、風景が一変していた。
京都に移り住んでからこんな災害は初めての経験だった。



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大原の風景。
この時期はだいぶ秋っぽくなってきたとはいえ、昼間の気温は30度越えで汗だく。
道の駅で一服したり、寂光院まで行ってみたり(中には入らなかったけど)。
大原には、日本の原風景的なものがあるのではなかろうか。
美しい場所である。



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休みの日など、午前中の割と早い時間に京都御所を散歩したりする事が多くなってきた。
歩きながら「おじいちゃんか!」と心の中で自分にツッコミを入れたりもする。
そして、彼岸花の美しさに見とれたりする。



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以前ほどラーメンを食べなくなったが、やはり月に1〜2回はガッツリと食いたいものである。

うちの近所には「つけ麺マン」というふざけた名前のつけ麺屋があるのだが
ここは行く度に何かと新メニューを出したりしているので面白い。
以前は「バカ豚ラーメン」とかあってバカみたいな豚の角煮が入っていたりしたが
この時には「アホほど濃厚つけ麺」というのが出ていてどうしたもんかとかなり迷った。

ここ最近はテンイチのこってりが受け付けられない身体になってきているので
さすがに「アホか!」とのけぞる程濃厚なつけ麺は食えないかもしれん.........
と、言う訳でこの写真はフツーのつけ麺でございます。
これでも十分に濃いので、わしゃこのぐらいでじゅうぶんでございますよ。



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とある雨の日。

歩いて通勤してる途中で何気なく撮った一枚。
なーんも意識せずに撮ったこの写真がインスタ内で評価が高かった。
通行人が傘で隠れている構図が素晴らしいらしい。そ、そうなんすか。
なんか外国の方にも「グレイト・ショット!」という言葉も頂いたりして。
ま、マジすか。恐縮っす。
これからは何も意識せずに目ぇつぶってシャッターきるよ!



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東寺に来てみた。
五重塔がある東寺。
ガメラとイリスが京都で最終決戦したときに京都駅はぶっ壊したけど東寺はぶっ壊さなかった(筈)。



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東寺から伏見稲荷へ移動。

ここで同級生の女子と待ち合わせをして一緒に稲荷山へ登る。
ここは山の中腹ぐらいにある「四ツ辻」という場所で、ここから複数のルートで頂上へと登ることができる。

のだが。

あまり山登り経験がないらしい女子はちょっとバテ気味だったのでここでしばし休んで下山する事にした。
この女子からちょっと面白い話を聞いたのだけど、彼女の祖母が言うには
「女だけで山に登ってはいけない。山の神様が怒る」
のだそうで、この稲荷山もここまで登ってくるのは初めてだったし鞍馬山にも登った事がないという。
なんと!俺より長い事京都に住んでいながらそんなもったいない事.........!!

というわけで次回は鞍馬山でございます。



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二人ともバテバテになりながら(笑)無事下山。
伏見稲荷をバックに写真を撮ってもらいました。
ふと気がついたら随分と額の面積が広くなっているような。
そーいや最近頭洗った後の抜け毛がハンパない事になってて気にはなっていたのだが
もしかして我が一族初めてのハゲなのではないか。

オレからはじまるのか、ハゲが。
本当にハゲたら潔くスキンヘッドにしようと思います。



そんなわけで「最近こんなです」な記事でした。
インスタが面白くて日常的に写真を撮っているので、またいくらか写真がたまったら記事にしようと思いますので、今回はこの辺で、ばいなら、ばいなら。



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おはなしして子ちゃん  

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「おはなしして子ちゃん」

藤野可織/著

内容紹介/
ピエタのクラスに黒髪の転校生トランジがやって来た。「私の近くにいるとみんなろくな目に遭わない」というトランジの言葉を裏付けるように、学校で次々に殺人や事故が起きて……!?(「ピエタとトランジ」)

猿と鮭の死骸をくっつけて人魚を作る工場で、なぜか助六が作る商品には人魚としての自覚が足りない。人魚になりきれぬまま、「それ」は船に積まれ異国へと旅立ったが――(「アイデンティティ」)

14歳の夏、高熱を出した少女エイプリルは、後遺症で一日に一回嘘をつかなければ死んでしまう体になってしまった。美人のエイプリルを守るため、町の人々は様々な犠牲を払うが……(「エイプリル・フール」)

ブラックで残酷、不気味で怖いけれど、ファンタジックでキュートな10篇の作品たち。新しい才能が迸るポップ&ダークな短篇集です。
(以上、Amazonより抜粋)


10月ですね。
今年もあと90日ちょっとしかないとか思うとブルーになりますよね。
先月などこのブログは2回しか更新してないし、なんかもうあまりやる気がありません。
でもね、続けますよ。
何かを観たり読んだりしたら感想を書かずにはいられないしね.....。

さて今回は本の感想です。
「爪と目」の藤野可織さんの、芥川賞受賞後の第一作となる、「おはなしして子ちゃん」です。

まず本の装丁がめちゃ可愛いです。めくっても可愛い。
こんな可愛らしい本を40過ぎの怪しいおっさんが手に持っていたら怪しさが倍増してしまいます。
でも、めげません。読みたいので買いましたよ。

で、「おはなしして子ちゃん」って一体何だろう?
と思って読み始めたら、まぁコレがなかなかにおっそろしい話でして、怖いの大好きな私は大満足の一遍でした。
ホルマリン漬けになっている「あの子」が、お話を聴くたびに少しづつ、少しづつ、立ち上がっていくところとかね、ゾクゾクっとしましたよ。あー、コレ映像として見たいなぁ.....

「ピエタとトランジ」という短編はまたガラリと趣向がかわり、こちらはかなりポップで楽しい感じ。
ポップで楽しいのだけど話の中ではびっくりするぐらい人が死にます。あまりにも死にすぎるので逆に可笑しくなってきたりします。
不幸を呼び寄せる天才少女トランジと、トランジの魅力に惹き付けられたピエタ。
是非ともこの話を三池崇史監督に映画化してもらって、「悪の教典」みたいなスプラッター学園ドラマにしていただきたい!と私は密かに願っております♪

私がこの本の中で最もツボだった短編は「今日の心霊」で、これは全く本人に自覚がないのに、撮る写真全てに霊が写り込んでしまう女性の話です。非常に興味深いのが、生きてる人間や風景はピントがボケているのに、心霊はあまりにクッキリと鮮明に写る、という所で、これが写真の起源あたりまで話が遡っていくんですね。露光時間が長いため生きてる人間はどうしても動いてしまってブレてしまうが、死体は動かないから鮮明に写る。生と死の対比。実に面白いです。

逆さまに写り込んだ貞子チックな心霊。
手足バラバラの心霊。
脳天に斧が刺さった心霊。


写り込む心霊も実にバリエーション豊かで、しかもこんなのがバッチリとカメラ目線で鮮明に写っていたら逆に面白い。
更に面白いのが、この女性のまったく関係のない所で「ある組織」が彼女に関わっている、という所で、これは映画でいう所の「キャビン」に登場する謎の組織や「マーターズ」や「トールマン」に出てくる組織のようで。(そこまでの実行力はないけど、なんか有りそうだな、という所で。)ただこの組織はその女性を賞賛してるだけで(その女性というよりは彼女の心霊写真を賞賛している)特に何かしようとしてるわけでもないのが、またなんかツボで面白いです。

猿と鮭の死骸をくっつけて「人魚です!」と言い張る話「アイデンティティ」や、壮大なSF大作のような「美人は気合い」、通り魔は何故通り魔をするのか通り魔自身が語る「逃げろ!」や、最後のページで思わず「ひっ!」ってなること必至な「ある遅読症患者の手記」などなど、10の短編全てが色違いのドロップのような味わいです。

前作「爪と目」は張りつめて凍えるような緊張感と怖さが印象的でしたが、こちらの「おはなしして子ちゃん」は肩の力が抜けて気楽に読める、という所がいいと思います。もちろん怖い話ですけど、ポップでユーモアがあるので読んでいて不快になることはないと思います。何より作者自身が楽しんで書いた感じが伝わってきて読む方も楽しくなってきますので。

読書好きな方、ポップ&ダークな10の短編で秋の夜長を楽しんでみてはいかがでしょうか。
オススメです。


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