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プリデスティネーション  映画

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「プリデスティネーション」

監督/マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
出演/イーサン・ホーク、サラ・スヌーク、ノア・テイラー、他

解説/SF小説の大家ロバート・A・ハインラインによる短編小説「輪廻の蛇」を、イーサン・ホーク主演で映画化。時間と場所を自在に移動できる政府のエージェントが、凶悪な連続爆弾魔を追うためタイムトラベルを繰り返す姿を描いたSFサスペンス。1970年、ニューヨーク。ある流れ者によって不遇の道を歩まされたという青年の身の上話を聞いた酒場のバーテンダーは、自分が未来からやってきた時空警察のエージェントであることを明かす。青年の人生を狂わせた流れ者への復讐のチャンスを与えるため、バーテンダーは1963年にタイムスリップし、当時の青年をエージェントに勧誘するが……。監督は「デイブレイカー」でもホークとタッグを組んだピーター&マイケル・スピエリッグ兄弟。(以上、映画.comより抜粋)


うへぇぇ、映画単体での記事書くのめちゃくちゃ久しぶりです。
なんと昨年の10月の記事「肉」以来!
やばいなぁ、これは。久しぶりすぎて緊張してるwataruですみなさんお盆休みはいかがお過ごしでしょうか?

この「プリデスティネーション」という映画はなんだか凄く良い評判を聞いておりまして
しかも監督が「アンデッド」「デイブレイカー」など奇妙キテレツな映画を撮るスピエリッグ兄弟ということで大変に期待しながら観ておったわけですが、いや実際こちらはキテレツ具合が大変な事になっておりまして
観ながら「ええ、おお、ええぇぇぇぇ〜〜〜〜!?」と仰け反りかえるぐらいでございまして。

うわぁ、なんかすげぇ話だな、誰かに薦めたいな!でもなんつって薦めたらいいのかわかんないな!
最近嫁さんのお使いで行くようになった喫茶店(ここでは豆を挽いて売ってくれる。)の店主は実は私のインスタグラム仲間なのですが、この映画のワンシーンをアップしたところ興味を持ったようで色々聞いてきはったのでオススメしようと思ったもののあまりに奇妙な映画なので

「オススメしていいのかどうかわかんないけど、すっごい変な映画ですよ!」

とだけお伝えしておきました。まあアレですよね、この映画受け入れられるか受け入れられないかの判断てなかなか......ね。

私は冒頭での、
「おまえの人生をめちゃくちゃにした男を、目の前に差し出すと言ったらそいつを殺すか?しかもお咎めなしだとしたら?」
という台詞にガツンとやられてしまいまして、こりゃ絶対面白い事になるぞぉ〜〜、とワクワクしながら観てたんですけどもね、解説にも書いてあったように、その「不遇の人生を歩まされた青年」と実は時空警察のバーテンダーのやりとりがこの映画の半分以上を占めてるんです。ずーっとバーで話し込んでる。もちろん回想シーンが入っているわけですが、映画的に観たらこれほどバランスの悪いものはないのかもしれないんですけど、観ていただければこれは絶対に必要な事であるのが分るかと思います。
そしてその思い出話の奇妙キテレツな事といったら.......!

その「不遇の人生を歩まされた青年」は、「俺が昔、少女だったころ....」と話をしはじめます。
観てる私も劇中のバーテンダーも一瞬

「?」

てなりますわな、そりゃ。
「俺が昔夕焼けだったころ....」「弟は胸焼けだった」というのとはワケが違います。
この青年(元は女の子)が歩んできた壮絶にも程がある人生が、観る者の胸をギューッと締め付けてきます。
この青年がとある事情により、「男」として生きなければならなくなって
仕方なくそれを受け入れるワケなんですが
「男」らしい話し方を涙を流しながら練習するシーンとか
もう完全に男になっちゃって鏡の前で自分の姿を確認して、初めて「立ち小便」するときのあの表情とか....

なんかもう絶望とかそんな生易しいものじゃない感情がこちらに伝わってきてすっごく切なくなったんですよ。
この性別を超え、そして時空までも超える物凄い人を演じたのがオーストラリア出身の女優/サラ・スヌークさん。

本作はこのサラ・スヌークさんの素晴らしい演技で成り立っていると言っても過言ではありません。
こんな凄い人今まで見た事無い!と思ってたらどうも最近出てきた人のようで、出演作もあまり多くないみたいです。
観た事ないですが「スリーピング・ビューティー」(ちょいエロ系?)というのと 本作「プリデスティネーション」と、スヌークさん主演のジメッとした感じのホラー映画「ジェサベル」ぐらいじゃないでしょうか。

「ジェサベル」も最近レンタルされたようなので、近いうちに観ようと思います。

ロバート・A・ハインラインの原作「輪廻の蛇」(原作未読)というタイトルが表すように、めぐりめぐってそうなるのね!結局逃れられないんかい!というイヤ〜〜な気持ちが残る映画ではありますが、なんていうのかな、極端な例を挙げるなら「ブリキの太鼓」ぐらいの奇妙キテレツな映画を観たあとのような疲労感を味わうことができるかと(笑)
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