
「ウォーキング・デッド」
あらすじ/
保安官のリック・グライムズは逃走犯を追跡している際に銃弾に倒れ、病院で昏睡状態に陥った。彼が目が覚めると文明が破滅し、死体が歩き回る世界になり変わっていた。リックは自分の妻と息子が行方不明であると知り、武装した後、CDCが検疫して安全圏になったと噂があり自分の家族も避難していると思われるアトランタを目指して危険な旅に出発する。しかしながら彼はすぐに都市が「ウォーカーズ」で溢れてもう安全ではなくなったことを知る。(ウィキペディアより抜粋)
フランク・ダラボン製作の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン1を鑑賞しました。
海外ドラマといえば以前「フリンジ」にハマっておりましたが、シーズン3は1巻だけ観てそれ以降は観ていません。まぁそのうち観ようとは思っておりますが。
ツタヤに行けばそりゃあもう沢山の海外ドラマがレンタルになっておるわけですが、わたし実は「ドラマ」って苦手な方でして、あまり借りてみたりするという事はないんです。
そんなドラマが苦手なわたしでもフリンジは面白かったですし、実はジェニファー・ラブ・ヒューイット主演の「ゴースト/天国からのささやき」なんかもちょいちょいと観たりしています。
そしてようやく待ちに待ったこの「ウォーキング・デッド」でございます。
ゾンビがことのほか好きな私といたしましては、
こおいう海外ドラマが観たかったんだよぉぉぉ!!
と夕日に向かって叫びたいぐらいなもんでしてね、ええ、ほんともう大満足でごじゃいますよ。
まずはゾンビ(ここではウォーカーと呼ばれる)の造形なんですが、これがグレゴリー・ニコテロ率いるKNBエフェクトが担当しておりまして、その仕事ぶりは素晴らしいの一言。
「えっこれドラマなの!?」という気合いの入りまくった腐れ具合がもうね、いいんですよ。かなりお金のかかった映画レベルというか、最近の映画でもこんな良く出来たの観た事ないぐらいです。
そしてゾンビだけではなく、終末の世界に放り出された人間たちのドラマも重厚でね、こういうのをじっくり描いているのがいいです。逆にこれはドラマであることの強みというか、2時間という限られた時間しかない映画ではここまで丹念に描くことは出来ないとも言えます。
特に印象的だったのは2話の「生きてる人間がゾンビの群れの中をバレないように歩く」方法。これね、かなりビックリしました。あとシーズン1の最終話がね、かなりグッときました。ちょっと泣きそうになってしまいました。
主人公のリック・グライムズを演じる役者さんは知らない方でしたが、ちょいとヴィゴ・モーテンセンに似ているなかなかのナイスガイで、この終末の世界のなかで「人として正しい事」を貫こうとする姿勢は素晴らしいです。わたしもこういう人間になりたいものです。
あと脇を固めているのが「サイレント・ヒル」や「ミスト」が印象深かったローリー・ホールデン、「処刑人」が滅法面白かったノーマン・リーダス、そして「スリザー」のマイケル・ルーカーと何気に豪華だったりします。特にマイケル・ルーカーさんはその後どうなっちゃったの??という消え方をしたので気になるところ。もしかしたらシーズン2で再登場するのかしらん?
「ドラマ」とは思えぬ程の超高いクオリティで圧倒されること間違い無し。
ゾンビ好きはもちろんのことですが、ゾンビ嫌いな方でも十分にハマれる(かなりグロいけど!)素晴らしいドラマでございます。みんな借りて観ちゃおうぜ!そしてシーズン2を早く観たいんだぜ〜〜〜!!
↑予告編貼っておきます。
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「狼男アメリカン」
原題/AN AMERICAN WEREWOLF IN LONDON
監督/ジョン・ランディス
出演/デヴィッド・ノートン、グリフィン・ダン、ジェニー・アガター、他。
あらすじ/
イギリスにヒッチハイク旅行へ出かけたアメリカ人大学生のディビッドとジャック。ある満月の夜、荒野を歩く2人は大きな獣に襲われる。近くに住む村人達によって獣は射殺されたものの、ジャックはその場で命を落とし、ディビッドも重傷を負う。朦朧とする意識の中、獣の正体を確かめようとしたディビッドだったが、そこには男の死体があるだけだった。
治療を受け、順調に回復するディビッド。しかし、彼の眼前には死んだはずのジャックが度々あらわれる。ディビッドにしか見えず、時が経つにつれ腐敗していくジャックは「自分達を襲ったのが狼男であり、生き残って“狼男の呪い”を受け継いだディビッドは満月の夜に狼へと変身する」ことを告げ、呪いの連鎖を止めるためにディビッド自ら命を絶つよう進言する。(以上、ウィキペディアより抜粋)
先週の金曜日の夜に何者かによって毒を盛られたwataruですこんばんは。
毒を盛られた、というのは冗談ですけども、どうやら食あたりらしく突然の発熱に嘔吐、下痢で土日は完全にダウンしておりました。
それでも日曜日あたりにはだいぶ動けるようになってきて、近所のツタヤで「ダンテズ・ピーク」と「ツイスター」の2本を借りてきて、ベッドの中に潜り込みながら鑑賞しておりました。まぁ定番の映画ですので、そのまま寝オチしてもかまわねーやなどと思っておりましたが久しぶりに観るとこれがなかなか面白くてですね、結局寝る事も無くガッツリ観てしまったという。そして観終わる頃には体調も良くなってきまして昨日からはフツーに煙草も吸ってビールもガンガン飲めるまでに回復いたしました。病気の最中にディザスター映画もどうかとは思うのですけども、良く出来た映画は「薬」にもなるのかもしれませんね。
まぁそんなこんなでいつもどおりに戻って昨日はアレックス・プロヤス監督の「クロウ/飛翔伝説」を鑑賞し、本日はこのジョン・ランディス監督の「狼男アメリカン」を鑑賞いたしましたよ。
ちょっと意外だったのが、この映画「ブルース・ブラザーズ」の翌年に製作されてるんですよね。あんなどファンキーな映画のあとに、コレですからね。ド派手な映画のあとに、この地味な映画がくるというのもなかなか面白いものがあります。
基本的に僕はゾンビ、吸血鬼、幽霊が物凄く好きなんですが、「狼男」ってあんまり好きなものではないんです。
なので狼男映画もあまり観てはいないのですが、やはり「ハウリング」とこの「狼男アメリカン」だけは印象に残っていましてね、今でも忘れた頃に観たくなってしまうんですよね。
狼男は変身してナンボ、ということで「ハウリング」ではロブ・ボッティン、「狼男アメリカン」ではリック・ベイカーが特殊メイクを担当していますが、この2作品は「子弟対決」の映画としても有名でありまして。まずは弟子のロブ・ボッティンが「ハウリング」で暗がりでの衝撃的な変身シーンを披露したなら、今度は師匠のリック・ベイカーが「狼男アメリカン」で明るい中での変身シーンを披露するという。ごまかしが効かない明るさの中での変身シーンは「見事!」という他はなく、それも時間をかけてじっくりと見せてくれるという出血大サービス。
特に今回はブルーレイでの鑑賞だったので、その肌の質感とか毛穴の細かさなどがハッキリクッキリと見られて、もうほんと「スゲー!!」としか言葉が出てこないですね。
この映画はやっぱりこの変身シーンが一番の見所な訳ですけれども、「狼男に殺された犠牲者」達の特殊メイクも物凄く良くできています。狼男に殺された犠牲者は彷徨える魂となり、成仏するには狼男の呪いを解くしかないわけなんですが、その犠牲者たちが主人公デビッドがシラフの時(狼男ではない時)に現れて、「お前さぁ.....自殺してくんね??」とか言いにくるんですよね、しかもにこやかに。
さらに最悪な事にその犠牲者たちは時間が経つにつれどんどん腐敗していくという。最悪なんてもんじゃありまへん。わたしなら「ああっ、すんませんでした!」と即自殺してしまうと思います。
特に最初に現れた犠牲者(主人公の親友)の特殊メイクなど、ビックリするぐらい良く出来ていますねー。喋ると食いちぎられた喉元の肉片がプルプル揺れたりするんですよ。これはリック・ベイカーが特典映像で「嬉しい偶然だった」と語っていましたし、あまりにもリアルなメイクのためにメイクを施された役者自身もドン引きするぐらいだったようですからね。
この「狼男アメリカン」は特殊メイク、という点で映画史に残る映画であるのは間違いないです。その後、弟子のロブ・ボッティンは「遊星からの物体X」である意味頂点を極めてしまい、その後は「実際そこにあるもの」ではなく「実際にそこにはない」CGにとって代わり現在に至る、という感じなんですかねぇ......。
そんな「物体X」のリメイクのようなプリクエルが昨年全米で公開されたようなんですが、予告編を観る限りでは面白そうではあるんですがやっぱりCG・CGしている感じがしてね.....なんとも......でもメアリー・エリザベス・ウィンステッドが主演なので観てみたいですよ。
↑ついでなので新作物体Xの動画貼っておきます。
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「ヒミズ」
あらすじ/
ごく平凡な生活を送ることを夢見る中学生・住田祐一。ところがある日、かつて蒸発するも突如戻って来た父親からのDVと、母親が中年男と駆け落ちして失踪したことを機に天涯孤独の身となり、遂にある事件が元で、住田は普通の人生を送ることを諦め、「悪い奴」を殺すべく、夜の街を徘徊するのであった。(ウィキペディアより抜粋)
ええと、映画の予告編の動画を貼っておりますが、今回は原作本の感想でございます。
作者は「行け!稲中卓球部」の古谷実。
てっきりギャグ漫画の人かと思っておりましたけど、全く笑えないし(それでも序盤は少しだけ笑い要素がある。赤田のエピソードとか)全く逃げ場のないズンドコな物語に衝撃を受けましたね.....
主人公・住田がどんどん追い込まれていく過程も丁寧に描かれており、彼のその絶望が自分の心の中にジワジワと染み込んできてとてもやばかったです。
でも住田君は、それなりに幸せ者だったと思うんです。だってさ、手を差し伸べてくれる人が居たから。残念な事に住田君はその救いの手にすがる事はなかったですが.....
住田君にとっての「救い」。それは茶沢さんもそうですし、夜野だってそうですし、きいちだってそうですし、彼を心配していた警官だってそうですし。
多分彼も分っていた筈です。
罪を償って、幸せに生きるという選択肢があるという事を。
最後の夜に、一緒の寝床で茶沢さんと語り合う住田君。
貧乏だけども二人にとっての「未来予想図」みたいな話、わたし、ここで思わず泣きそうになってしまいました。
結局...
特別な奴なんて
いないんじゃないか?
死ぬ確率がどうとか
運がいいとか悪いとか
そんなのすべて結果論であって....
誰だって死ぬ時は死ぬ....
どんなに金持ちでも.....どんなに善人でも.....悪人でも.....
それは明日かもしれないし....何十年先かもしれない
要はその時までに何ができるか.....
世界中には生きたくても生きられない人達がたくさんいる....
比べるんだ.....遠い世界の話じゃない....
オレにはまだやるべき事があるはずだ.......
ここまで思っておいて、住田君は自ら命を絶ってしまいます。
そして物語も、主人公の人生も、唐突に、終わってしまいます。
うそでしょー、ええー、まじすかー。
マジ凹みます。なんか、漫画でミヒャエル・ハネケの映画を観たような気分です。
そうねー、「71フラグメント」みたいな、気分でございますよ。
とてつもなく救いの無い漫画でしたが、物凄く知的でもあり。
そしてこのヒミズが、映画化なんですよねぇ。
実は苦手な園子温監督なんで、多分観にいくことはないと思います。
それに震災絡みの話になってるようですし、なんとなくですが原作のドライな雰囲気とは違って、やはり監督の個性というか、物凄くクドい映画になってそうな気がするんですよね......まぁ観ていないので、想像でしかないんですけども。
それでも海外では高い評価を受けてるし、主演の二人も賞をもらってるぐらいですから、それ相応のものは感じられそうな気がします。なので、劇場まで観に行く事はないですけどもレンタルになったら観てみたいですねぇ、ヒミズ。
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