2013/6/30
稲葉小学校にて

@4回表、ツーアウト、走者一塁。2番打者ワンストライクで次の投球で一塁走者が二塁盗塁し、捕手の送球でタッチアウト。5回表、先頭打者が3番打順の選手が入り、セカンドゴロでワンナウト。4番打者が三振。直後に攻撃側から打順の誤りを申し出てきた。

7−2項 打撃の順序
1.各チームの打順(バッティングオーダー)は、打順表(ラインアップカード)に記載され、試合前に球審に提出しなければならない。
2.攻撃側のプレイヤーは、打順表に記載された順序で打者にならなければならない。
また、打順は試合の途中で 変更することはできない。
プレイヤーの交代を行うときは、交代者は交代したプレイヤーの打順に入らなければならない。
3.各回(イニング)の先頭打者は、前の回に打撃を完了した打者の次の打者の者である。
4.打者の打撃中に第3アウトが成立して、その回が終了したときには、その打者が次の回の先頭打者になる。
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〈効果〉 2項
打撃の誤りはアピールプレイである。守備側の監督・コーチ、あるいはプレイヤーによってのみ行うことができる。(ボールデッド中でもできる)
守備側チームは、すべての野手が守備位置からベンチへ向かってフェア地域を離れたとき、打順誤りに対するアピールの権利を失う。
(1) 不正位打者が打席に入っている間にアピールされたときは、
1)正位打者が打席に入って不正位打者のボールカウントを引き継ぐ。
2)不正位打者の打撃中の走者の進塁・得点は、全て有効である。
(2) 不正位打者の打撃が完了し、次の打者に対して投球動作に入る前(正・不正にかかわらず)にアピールされたときは、
1)不正位打者の打撃によるか、その打者が失策・四球・死球などで出塁したことによる走者の進塁および得点は全て取り消される。ただし、違反発見前のアウトは取り消されない。
2)打順を抜かされた正位打者がアウトになる。
3)次の打者は、打順誤りのためにアウトを宣告された打者の次の打順の者である。
ただし、次打者不正位打者でアウトになった打者のときは、さらに次の打順の者になる。
4)打順誤りのアピールで第3アウトが成立したとき、次の回の先頭打者は打順を抜かされてアウトになった打者の次の打順の者である。
(3) 次の打者に対して投球動作に入ったのちは、打順誤りのアピールの権利を失い、アウトは宣告されない。
1)不正位打者の打撃は、全すべて有効である。
2)すべての走者の進塁および得点は認められる。
3)次の打者は、不正位打者の次の打順の者である。
4)打順を抜かされた打者は、正しい打順が回ってくるまで打席に入ることはできない。
5)不正位打者が走者になっているときに、正しい打順が回ってきても、その占有する塁にとどまる。
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(注) 塁にとどまった走者は自分の打席を失い、このときの正位打者はこの走者の次の打順の者である。

この場合、守備側のアピール権利が失われているので、打順の誤りが正位の打者として扱われ、ツーアウト5番打者で再開される。

ただし、3番打者がアウトになった直後に守備側からアピールがあれば正位の2番打者がアウト、3番打者のアウトもそのままとなり一気にツーアウト、4番から再開となる。

(HOKUTOvs昨年、全日本小学生優勝の鹿沼ベリーズ)
また、打順を抜かした3番打者がヒットで出て、アピールがあればヒットは取り消され、正位の2番打者がアウトで、ワンナウト3番打者から再開する。

たとえば、3番打者の打撃中に攻撃側から申し出れば、カウントを2番打者が引き継ぐ。
(HOKUTO vs 田中.黒田原フレンズ)

2012年6月号のソフトボールマガジンから
Q:打順抜かしが発生し、攻撃側より「正位打者と交代させたい」との申し出があった場合、カウントを引き継いで打撃をさせてもいいのでしょうか?
A:(審判員の目から)打順の誤りはアピールプレイの対象となります。守備側の監督・コーチ・プレイヤーによってのみ行うことができ、アピールする時期によってペナルティの内容も違ってきます。不正位打者(正しくない打者)が、打席に入っている間にアピールがあったときには正位打者(正しい打者)が打席に入って不正位打者のボールカウントを引き継ぎ、他に走者がいれば不正位打者の打撃中の走者の進塁・得点は、すべて有効となります。このケースでは、不正位打者が攻撃中、守備側からアピールがある前に、打順の間違いに気が付いた攻撃側より正位打者との交代の申し出があったので、この申し出は認められ、守備側からアピールがあった時と同様に、打席に入っている不正位打者に代わり、申し出のあった正位打者が打席に入って、不正位打者のボールカウントを引き継ぎ、打撃を継続することとなります。他に走者がいれば不正位打者の攻撃中の走者の進塁・得点は、すべて有効となります。

しかし、3番打者がアウトになった時は、攻撃側は申し出をせずに、次の1球が投げられるまで守備側のアピールが来ないことを祈るしかない。

Aノーアウト、走者二・三塁。打者が片足をバッターボックスから出して、投手前にバントし、三塁走者が本塁を駆け抜けた。

7-6項 打者がアウトになる場合
6. 打者が打席外に足を完全に踏み出し、再び打者席内に戻って投球を打ったり、バットに当てたりしたとき。
(注) バットに当たらなかったときは不正打球にならず、ボールインプレイである。
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〈効果〉4〜8
(1) ボールデッド。
(2) 打者アウト。(走者は進塁できない)

(親子のツーショット)
打者はアウトとなり、走者は元の塁に戻る。

Bワンナウト、走者三塁。打者の打球が投手前、三塁走者が飛び出していたので三塁へ送球したが悪送球となり、競技場外を出た。送球の手から球が離れた時点では打者走者は一塁を到達していた。

8−4項8.インプレイの送球がブロックトボールまたはオーバースローになったとき。
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〈効果〉 8
(1) ボールデッド。
(2) 野手の手から球が離れた時の走者の位置から、2個の安全進塁権が与えられる。

(ビデオ判定でも打者走者は一塁を駆け抜けた後に三塁へオーバースローとなる送球をしていた)
この場合、打者走者は一塁に到達した後に送球しているので、三塁までの安全進塁となる。

審判員からの試合前のシートノックは、どうしますか・・・キャプテンの子が鬼のF監督に聞いた。
Tキャプテン「監督!!シートノックどうしますか?」
F監督 「やっぺ!!」
Tキャプテン(鹿沼市協会の審判委員長に)「やっぺ!!って」(^^ゞ

(鹿沼ベリーズ VS 田中.黒田原フレンズ)

野球の場合も
公認野球規則7・05 次の場合各ランナー(バッターランナーを含む)は、アウトにされる恐れなく進塁することができる。
(g)2個の塁が与えられる場合=送球が、
(1)競技場内に観衆があふれ出ていないときにスタンドまたはベンチに入った場合(ベンチの場合は、リバウンドして競技場に戻ったかどうかを問わない)。
(2)競技場のフェンスを越えるか、くぐるか、抜けた場合。
(3)バックストップの上部のつぎ目から、上方に斜めに張ってある金網に上がった場合。
(4)観衆を保護している金網の目に挟まって止まった場合。
この際は、ボールデッドとなる。審判員は2個の進塁を許すに当たって、次の定めに従う。すなわち、打球処理直後の内野手の最初のプレイに基づく悪送球であった場合は、ピッチャーの投球当時の各ランナーの位置、その他の場合は、悪送球が野手の手を離れたときの各ランナーの位置を基準として定める。
「付記」悪送球が打球処理直後の内野手の最初のプレイに基づくものであっても、バッターを含む各ランナーが少なくとも1個の塁を進んでいた場合には、その悪送球が内野手の手を離れたときの各ランナーの位置を基準として定める。
「原注1」ときによってはランナーに2個の塁が与えられないこともある。例えば、ランナー1塁のときバッターが浅いライトフライを打った。ランナーは1、2塁間で立ち止まっており、バッターは1塁を過ぎてランナーの後ろまできた。打球は捕らえられず外野手は1塁に送球したが送球はスタンドに入った。すべてボールデッドとなったときは、ランナーは進む権利を与えられた塁以上には進塁できないから、1塁ランナーは3塁へ、バッターは2塁まで進む。
「原注2」“悪送球がなされたとき”という述語は、その送球が実際に野手の手を離れたときのことであって、地面にバウンドした送球がこれを捕ろうとした野手を通過したときとか、スタンドの中へ飛び込んでプレイから外れたときのことではない。内野手による送球がスタンドまたはダッグアウトに入ったが、バッターがランナーとなっていない(3塁ランナーが捕逸または暴投を利して得点しようとしたときに、アウトにしようとしたキャッチャーの送球がスタンドに入った場合など)ような場合は、その悪送球がなされたときのランナーの位置を基準として2個の進塁が許される。(7・05(g)の適用に際してはキャッチャーは内野手とみなされる)

野球規則の野手の最初のプレイを「ワンプレイ」と呼ぶことがある。

C走路上に野手が球を持たず走塁に影響を与えた。

8−4項2.野手が走者の走塁を妨害したとき。
次の場合は走塁妨害を適用する。
(1) 野手が球を持っていないとき。
(2) 野手が打球の処理をしようとしていないとき。
(3) 野手が空タッチをしたとき。
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〈効果〉 2
走塁妨害が発生したとき(ランダウンプレイを含む)は、
(1) ディレードデッドボール。
(2) 走塁を妨害された走者および他の走者は、審判員の判断に走塁妨害がなければ達していたと思われる塁までの安全進塁権が与えられる。
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(注1) 走塁妨害は野手が走者に触れなくても走者の走塁に影響を与えたかどうかを審判員が判断する。
(注2) 走者が塁に達しようとしているとき、野手は塁の前縁の一部を空けなければならない。
野手がこれに違反したため、走者が塁に触れることができなかったときは、走塁妨害が適用される。(走塁妨害は走者が帰塁するときにも適用される)
(注3) 走塁を妨害された走者は、その塁間ではアウトになることはない。この走者は次の塁に進むか、触塁した塁に戻らなければならない。ただし、走塁妨害ののちに、引き続き守備妨害が発生したときは、守備妨害を優先する。
(注4) 走者を妨害された走者は、審判員の判断により、妨害がなければ達していたと思われる塁より先に進んで触球されたときは、アウトになる。
(注5)「空タッチ」も走塁妨害であり、審判員の判断により退場になる場合もある。

競技者必携
5審判委員会の申し合わせ事項
9.走塁について
(7)野手は、球を持っていないときに走路上にいてはならない。
球を持っていない野手が走路上にいて、走者の走塁に影響を与えた場合は、走塁妨害を適用する。
走塁妨害(オブストラクション)が認められたときは、すべて“ディレードデッドボール”を宣告してプレイの結果を見る。
妨害を受けた走者がアウトになったときは、直ちにボールデッドが宣告される。
走塁妨害を受けた走者は、妨害を受けた塁間ではアウトになることはなく、審判員の判断によって次の塁へ進むか、触れていた塁に戻すことになる。このときの審判員の判断基準は、走者の走塁の向きではなく走者の位置である。
なお、妨害を受けた塁間を越えて進塁してアウトになったときは、審判員の判断によってアウトかセーフかを宣告する。
7審判員の基本動作
10.オブストラクション(走塁妨害の場合)
(1)走者の走塁が野手によって妨げられたことを確認する。
《よけた》《接触した》《転倒した》《衝突した》
(2)直ちに左手を握って横に出し“ディレードデッドボール”とコールする。
(3)妨害した野手を右手で指さし“オブストラクション”とコールする。
(4)プレイが一段落するまで待つ。
(5)“タイム”のコールとゼスチュアをし、適切な処置をする。

D投手が両手を合わせたまま、投手板に立ち、2秒以上の停止をせず投球した。

6−1項 投球の準備
1.投手は球を持たないで、投手板上またはその付近で投球姿勢をとってはならない。
2.捕手が捕手席内にいないときは、投手は投球位置にいるとはみなさない。
3.投手板を踏むときは、必ず両手を離して両足を投手板に触れていなければならない。そのとき、一塁と三塁を結んだ線に両腰を合わせる。
4.捕手のサインを見るときは、投手板上で両手を離して、グラブあるいは投球する手に球を保持しなければならない。
5.投球動作に入るときは、身体の前または横で球を両手で持ち、2秒以上、5秒以内身体を完全に停止しなければならない。
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〈効果〉 1
(1) ディレードデッドボール。
(2) 不正投球。

F監督宅の離れはギャラリーになっている。


2013/6/29

H監督の檄が飛ぶ

ジヴェルチード那須の黒小っ子たちも頑張る。

なかなか、ボールさばき、みんな上手いね。

一致団結で頑張ろう!!


2013/6/29
第66回ルール&ジャッジより
Q投手が投球動作に入ったとき、打者が打者席を外したので、投球動作を中止してしまいました。球審は直ちに不正投球を宣告。守備側から抗議が出た。
球審は、塁審を集めて協議のうえ、宣告通り不正投球としました。
しかし、この場合、両チームともに不利とならないよう「投球停止」を適用してはいけないでしょうか。打者が打者席を外した時の、「投球停止」の適用についてお教えください。

Q投手は投球動作を途中で停止してはなりません(6−3項3.)。また、審判員は投手が投球動作に入ったのちは、突発的事情が起こりタイムを宣告しなければならないと判断したとき以外はタイムを宣告してはいけません(6−1項〜7項〈効果〉(注)(4))。投手が軸足を投手板に触れたのち、打者がタイムを要求しないで打者席を外し、投手が投球したときは、ストライクまたはボールが宣告されます(7−3項1.)。
このケースでは、不正投球が適用されます。
打者が打撃姿勢をやめたため、投手が投球を中止したときは、球審は直ちにタイムを宣告し打者に打撃姿勢を止めたり、打者席を出ないよう注意を与えます。

バッターのために投球動作をやめたことで逆にあだになる。気をつけよう。(;一_一)
不正投球が宣告されたのちは、ボールとなり、走者がいれば1個の安全進塁になる。

2013/6/23

槻沢小学校は木陰が涼しい

槻沢SBC
VS 大原間SBC

@ワンナウト、走者一塁、投手ゴロを一塁へ悪送球し、球が競技場外を超えた。投手が送球する手から球が離れる時には盗塁をしていた一塁走者は二塁ベースを回っていた。

オフィシャルソフトボールルール8−4項8.インプレイの送球がブロックトボールまたはオーバースローになったとき。
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〈効果〉 8
(1) ボールデッド。
(2) 野手の手から球が離れた時の走者の位置から、2個の安全進塁権が与えられる。
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(注1) 飛球(ラインドライブを含む)が捕球されたときは、投球時に占めていた塁から2個の安全進塁権が与えられる。

一塁走者には本塁まで、打者走者には二塁までの安全進塁を与える。

Aツーアウト、走者なし。打者が左中間へのヒット。レフトがうまく後ろへそらさず拾い、内野へ返球したが、打者走者は一塁をオーバーランし、アウトと勘違いし三塁ベンチに戻ろうと一塁コーチャーボックス付近を歩いてコーチから一塁に戻れの指示でオレンジベースん戻った。一塁手がタッチしようとしたときには白ベースに触れていた。

2-4項 ダブルベース
6. 打者走者が安打で一塁を回り、二塁をうかがったのちに帰塁するのは白色ベースである。

Bツーアウト、走者なし。打者のショートゴロで遊撃手の送球を一塁手が後逸し、打者走者はファウル地域で二塁に行こうと素振りを見せた。ライトがカバーし、一塁へ送球する前に打者走者は白ベースに戻った。

1−2項 アピールプレイ APPEAL PLAYとは、審判員が守備側の監督・コーチ・プレイヤーに要求されるまで判定をすることができないプレイ・・・
(4) 打者走者が一塁通過後に二塁へ向かおうとしたとき。

田中.黒田原フレンズ VS 大原間SBC

8−6項 走者がアウトになる場合
23.打者走者が一塁を走り越したのち、続いて二塁に進塁しようとしたとき。
〈効果〉 21〜24
これらは全てアピールプレイである。
(2) ボールインプレイ中のアピールの仕方。
3)一塁を通過したのち、二塁に向かおうとしたとき。
球を保持して、塁を離れている走者に触球する。

ケースブック 8121 【8−6項23 走者がアウトになる場合】 打者がショートゴロを打った。遊撃手は一塁に送球したが、一塁手が落球した。打者走者は一塁を走り越したが、二塁へは進塁しようとはしていなかった。打者走者が、
(2)ファウル地域で、左に回ったところで一塁手にタッチされ、アピールされた。
(4)フェア地域で、左に回ったところで一塁手にタッチされ、アピールされた。
--------------------------------------------------------
いずれの場合も打者セーフである。ファウル地域・フェア地域および方向は関係ない。問題は打者走者が二塁に向かおうとしたかどうかである。二塁に進塁しようとしなかったならば、アピールプレイの対象とはならない。

Cワンナウト、走者一・二塁。一塁へのファウルフライを一塁手が好捕し、勢い余って競技場外線に足が触れた。

8−4項11. 野手がボールインプレイの球を持ったまま、無意識に競技場外に出たとき。
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〈効果〉11
(1) ボールデッド。
(2) 各走者に野手が競技場外に出たときに達していた塁からさらに1個の安全進塁権が与えられる。
(注) 野手が走者に触球しようとして、ベンチに球を持ち込んだときも無意識に城外に出たものとみなされる。

8−2項 打者走者がアウトになる場合
1.飛球を打ち、野手に捕球されたとき。
(注1) 飛球はフェンスを登って捕球してもよい。
(注2) 境界線付近の飛球を捕球する場合
1 野手の足が境界線内または線上にあればよい。
2 ジャンプして捕球する場合は、身体の大部分が競技場内にあればよい。
3 いったん競技場外に出た野手が、再び競技場内に戻ってプレイすることは合法的である。(ただし、両足が完全に競技場内に戻っていること)

Dツーアウト、走者二塁。打者の飛球がレフトオーバー。打者走者は一塁空過し、一塁ベンチに入った。打者走者は慌ててホームプレートを踏み直した。

田中.黒田原フレンズ vs 槻沢SBC

8-6項 走者がアウトになる場合
21. 走者が進塁または帰塁するとき、塁を空過したとき。
24. 走者が本塁に走りこんだり、滑り込んだりしたが、本塁に触れないで触れ直そうとしなかったとき。
(注) 触れ直す意思がなく、ベンチに向かっている時のみ適用される。
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〈効果〉21〜24
これらはすべてアピールプレイである。正しいアピールがなされなければ、アウトにはならない。
(1) アピールはボールインプレイ中でもボールデッド中でもできる。
しかし、次のような場合は、守備側はアピールの権利を失う。
1) 次の投球動作に入ったとき。
2) 攻守交替ですべての守備者がフェア地域を離れたとき。
3) 球審により試合の終了が宣告されたとき。
4) 投手がアピールをしようとして投手板に足を触れたまま塁に送球したとき。
(2) ボールインプレイ中のアピールの仕方
1) 塁を空過したとき。
空過した塁上で球を持つか、その塁に触球するか、その塁を離れている走者に触球する。

ケースブック8122【8−6項24 走者がアウトになる場合】 走者三塁。打者がヒット を放ったが、三塁走者は本塁を空過してベンチに入ってしまった。次 の場合、どう処置すればよいか。
(1)球が捕手に戻ったとき、捕手が本塁に触塁してアピールした。
(2)捕手がベンチの中で三塁走者にタッチした。
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(1)三塁走者アウトで得点は認められない。三塁走者がベン チに入った時点で本塁を踏みに戻ることはできない。
(2)捕手がベンチに球を持ち込んだ時点でボールデッドとな る。打者走者にはボールデッドになった時点から1個の安全進 塁権が与えられる。ただし、三塁走者へのアピール権は残って おり、改めてアピールすることはできる。ボールデッド中のア ピールは言葉だけですればよく、その時期は球審から投手に球 が渡された後である。アピールすれば、三塁走者はアウトである。

今夜はスーパームーン・・・月が最も地球に近づくが那須地方は雨で見えない。


大変な約束をしまった。

チャバネアオカメムシ

キバラヘリカメムシ

2013/6/15
?
@ノーアウト、走者なし。ショートゴロで一塁送球が逸れた。打者走者はオレンジベースを駆け抜け、二塁に行こうとして体が二塁方向に向いたが一塁に戻ってきた。一塁手は返球を受け、一塁に戻る前の打者走者にファウル地域でタッチした。
1−2項 アピールプレイ APPEAL PLAYとは、審判員が守備側の監督・コーチ・プレイヤーに要求されるまで判定をすることができないプレイ・・・
(4) 打者走者が一塁通過後に二塁へ向かおうとしたとき。
8−6項 走者がアウトになる場合
23.打者走者が一塁を走り越したのち、続いて二塁に進塁しようとしたとき。
〈効果〉 21〜24
これらは全てアピールプレイである。
(2) ボールインプレイ中のアピールの仕方。
3)一塁を通過したのち、二塁に向かおうとしたとき。
球を保持して、塁を離れている走者に触球する。
br>
ケースブック 8121 【8−6項23 走者がアウトになる場合】 打者がショートゴロを打った。遊撃手は一塁に送球したが、一塁手が落球した。打者走者は一塁を走り越したが、二塁へは進塁しようとはしていなかった。打者走者が、
(2)ファウル地域で、左に回ったところで一塁手にタッチされ、アピールされた。
(4)フェア地域で、左に回ったところで一塁手にタッチされ、アピールされた。
--------------------------------------------------------
いずれの場合も打者セーフである。ファウル地域・フェア地域および方向は関係ない。問題は打者走者が二塁に向かおうとしたかどうかである。二塁に進塁しようとしなかったならば、アピールプレイの対象とはならない。<
br>
一塁を生きた権利を捨てて、1・2塁間にいる走者になってしまうことになるのでタッチされればアウトになる。
2塁へ行く素振りで一塁と二塁にいる走者になります。野球も同じ、メジャーリーガーだったジャイアンツ新庄が内野手がファンブルしていたので二塁に身体が向いてしまった。何食わぬ顔で一塁に戻ろうとしたが、送球が一塁手に渡り、新庄にタッチし、アピール・・・塁審のアウト宣告。
ケースブック 8121 【8−6項23 走者がアウトになる場合】 打者がショートゴロを打った。遊撃手は一塁に送球したが、一塁手が落球した。打者走者は一塁を走り越したが、二塁へは進塁しようとはしていなかった。打者走者が、
(2)ファウル地域で、左に回ったところで一塁手にタッチされ、アピールされた。
(4)フェア地域で、左に回ったところで一塁手にタッチされ、アピールされた。
--------------------------------------------------------
いずれの場合も打者セーフである。ファウル地域・フェア地域および方向は関係ない。問題は打者走者が二塁に向かおうとしたかどうかである。二塁に進塁しようとしなかったならば、アピールプレイの対象とはならない。<
/span>
?走者一塁、レフト線のフェア打球が転々と一塁走者は三塁まで来たが競技場外線を出た。?
8−4項10. フェアボールが地面に触れて、バウンドしたり、転がったりして、競技場外に出たとき。
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〈効果〉10
(1) ボールデッド。
(2) 各走者に投球時に占めていた塁から2個の安全進塁権が与えられる。
走者二・三塁で再開。

7-6項 打者がアウトになる場合
6. 打者が打席外に足を完全に踏み出し、再び打者席内に戻って投球を打ったり、バットに当てたりしたとき。
(注) バットに当たらなかったときは不正打球にならず、ボールインプレイである。
-----------------------------------------
〈効果〉4〜8
(1) ボールデッド。
(2) 打者アウト。(走者は進塁できない)

1-34項 イリーガリーバッテッドボール ILLEGALLY BATTED BALL(不正打球)
イリーガリーバッテッドボール ILLEGALLY BATTED BALL(不正打球)とは、次の打球をいう。
1. 打者が片足でも完全に打者席の外の地面に踏み出して打ったり、バットに当てたとき。
2. 打者が片足の一部でも本塁に触れて打ったり、バットに当てたとき。
3. 打者が不正バット・変造バットで打ったり、バットに当てたとき。
4. 打者が打者席外に足を完全に踏み出し、再び打者席内に戻って投球を打ったり、バットに当てたとき
5. 打者がバットを手から離して打ったり、バットに当てたとき。

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矢板ファイターズvs田中・黒田原フレンズ









馬頭ウィングvs田中・黒田原フレンズ



2013/6/10


2013/6/10
iPhoneから送信
件名: Re:春季中体連ソフトボール決勝
6回おもて5−1 黒田原リード

2013/6/9
那須塩原市三島体育センターグラウンド


2013/6/8


2013/6/3

約1ヶ月パソコン修理で・・・・データが失われた(^_^;)

このブログのパスワードをメモしたデータも消えた。
なんとか、たどり着けた・・・・(ーー゛)

田中・黒田原フレンズ VS 須賀川クラブ

@この日も出た出た超難問プレイ・・・ノーアウト、走者一・二塁。打者の打球はセカンドゴロ。二塁手が一塁に送球。一塁手は二塁に転送。

フォースプレイ・・・(栃木の人はホースプレイと言っている・・・ホースで縛る行為ではない)打者が打つことにより、打者が一塁に行くことで一塁走者は二塁に進まなければならない。球を持って一塁走者より先に二塁を踏むことでアウトとなる。

フォースの解除・・・走者がフォースの状態にあるとき、後位の走者がフォースプレイによるアウトになると、それより前位の走者には、一旦失った元いた塁の占有権が復活する。これにより、当該走者は次塁へ進塁するほか、元いた塁に戻ることも可能となる。

田中・黒田原フレンズ VS 西原クラブ

@この場合、一塁走者は一塁でも二塁にも行けるので一塁走者はタッチされない限りアウトにならない。

Aノーアウト、走者なし。打者がショートゴロで、打者走者より先に一塁に送球されたが、一塁手のミットが地面に着き球が地面にふれていたところに打者走者がオレンジベースに触れた。

ソフトボールオフィシャルルール1−12項 キャッチ CATCH(捕球)とは、野手が手かグラブ・ミットで打球・送球を確捕することをいう。

2010年8月2日の広島巨人戦マツダスタジアムで広島野村謙二郎監督が猛抗議に出た。5回2死二塁、巨人福田の打球はサードゴロ。ところが、小窪の一塁送球がワンバウンドになり一塁手岩本がジャッグル。それでも脇に球をはさんだが、判定はセーフ。

Bツーアウト、走者一・二塁。打者の打球は前進守備の一・二塁間を抜く痛烈なライナー。一・二塁手の守備機会がなく一塁走者に飛球が直接当たり、ライト線を越え球はファウル地域に転がった。

ソフトボールオフィシャルルール
9−2項 ボールインプレイ
10.フェアボールが投手を含む内野手に触れたのち、あるいは投手以外の内野手を通過したのちに、フェア地域上またはファウル地域上で審判員や走者に触れたとき。

ソフトボールマガジンQ&A(お答えしているのは、日本ソフトボール協会の有山審判委員会副委員長)
Q 走者一塁。一・二塁間を完全に通過した打球に、スタートが遅れた一塁走者が当たりました。左の四番打者だったこともあり、右翼手は深い位置に守っており、ライトゴロも、不可能だったと考えられます。この場合、守備妨害をただちに宣告するのか、それとも成り行きでプレーするのか分かりません。
A 走者が離塁中、投手を除く他の内野手を通過した直後に他の野手が守備をして、いずれかの走者をアウトにする機会がないと審判員が判断した時は、ボールインプレイで成り行きです。

ソフトボールマガジン第11回ルール&ジャッジ
Q シニアの試合では、中間より前で守備をしている右翼手のところにゴロが飛んだ場合、一塁でアウトになるケースが多くあります。走者一塁。一・二塁間で走者が打球に触れた場合、右翼手の守備位置によっては守備機会あったと判断してもよいでしょうか。
A (8−6項9.注1)打球が内野手を通過後、他の野手がその打球を守備して、いずれかの走者をアウトにする機会があったと審判員が判断した時は、その球に触れた走者がアウトになります。

走者アウトになる場合は
ソフトボールオフィシャルルール8−6項走者アウト 9.走者が離塁中、投手を含む内野手に触れる前か、または投手を除く他の内野手(の頭上や股間または側方で、容易に処理できそうな範囲・・注2)を通過する前のフェアボールにフェア地域で触れたとき。・・・内野手が触れる前に打球に当たった時を指します。
妨害となることで「ボールデッド、インターフェア(守備妨害)、ランナーアウト」が宣告される。

(第4試合が組まれた。両チーム選手が入り乱れてのフレンドリーマッチ。今日はヒンズースクワットが700回を超えたかも(^^ゞ)
ソフトボールマガジン 平成22年9月号 平成22年7月24日発行
第35回 ルール&ジャッジ
お答えしているのは小川幸夫日本ソフトボール協会審判委員会副委員長
Q無死一・三塁のとき、内野手はバックホームに備えて前進守備をとっていました。打者は、一・二塁間にヒット性の打球を放ちましたが、これが一塁ランナーに当たりました。 この場合、『ボールデッドで一塁ランナーアウト、打者には一塁への安全進塁を与える』
または『インプレーでそのまま流す(内野手を通過している)』かで意見が分かれてしまいました。どうすれば良かったでしょうか。
A打球が、投手を除く内野手を通過した直後に離塁中の走者に触れたときは、通過後、他の野手がその打球を守備して、いずれかの走者をアウトにする機会あったと判断したときは、ボールデッドで、その球に触れた走者をアウトにし、打者走者には一塁までの安全進塁権を与え、他の走者は、フォースの場合を除き、投球時に占めていた塁に戻すことになります。しかし、守備機会がなければボールインプレイとなります。このケースは、打球が前進守備をとっている内野手を通過後、二塁に進塁しようとしている一塁走者に触れ、しかも他の野手の守備機会がないものと思われますので、ボールインプレイで成り行きとすべきです。

Cレフトオーバーのヒット。打者走者が一塁をオーバーランするところ一塁手が白ベースに立っていたため、避けながらオレンジベースを踏んで三塁ベースに達する直前で返球されタッチされた。

8−4項2.野手が走者の走塁を妨害したとき。
次の場合は走塁妨害を適用する。
(1) 野手が球を持っていないとき。
(2) 野手が打球の処理をしようとしていないとき。
(3) 野手が空タッチをしたとき。
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〈効果〉 2
走塁妨害が発生したとき(ランダウンプレイを含む)は、
(1) ディレードデッドボール。
(2) 走塁を妨害された走者および他の走者は、審判員の判断に走塁妨害がなければ達していたと思われる塁までの安全進塁権が与えられる。
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(注1) 走塁妨害は野手が走者に触れなくても走者の走塁に影響を与えたかどうかを審判員が判断する。
(注2) 走者が塁に達しようとしているとき、野手は塁の前縁の一部を空けなければならない。
野手がこれに違反したため、走者が塁に触れることができなかったときは、走塁妨害が適用される。(走塁妨害は走者が帰塁するときにも適用される)
(注3) 走塁を妨害された走者は、その塁間ではアウトになることはない。この走者は次の塁に進むか、触塁した塁に戻らなければならない。ただし、走塁妨害ののちに、引き続き守備妨害が発生したときは、守備妨害を優先する。
(注4) 走者を妨害された走者は、審判員の判断により、妨害がなければ達していたと思われる塁より先に進んで触球されたときは、アウトになる。
(注5)「空タッチ」も走塁妨害であり、審判員の判断により退場になる場合もある。

競技者必携
5審判委員会の申し合わせ事項
9.走塁について
(7)野手は、球を持っていないときに走路上にいてはならない。
球を持っていない野手が走路上にいて、走者の走塁に影響を与えた場合は、走塁妨害を適用する。
走塁妨害(オブストラクション)が認められたときは、すべて“ディレードデッドボール”を宣告してプレイの結果を見る。
妨害を受けた走者がアウトになったときは、直ちにボールデッドが宣告される。
走塁妨害を受けた走者は、妨害を受けた塁間ではアウトになることはなく、審判員の判断によって次の塁へ進むか、触れていた塁に戻すことになる。このときの審判員の判断基準は、走者の走塁の向きではなく走者の位置である。
なお、妨害を受けた塁間を越えて進塁してアウトになったときは、審判員の判断によってアウトかセーフかを宣告する。
7審判員の基本動作
10.オブストラクション(走塁妨害の場合)
(1)走者の走塁が野手によって妨げられたことを確認する。
《よけた》《接触した》《転倒した》《衝突した》
(2)直ちに左手を握って横に出し“ディレードデッドボール”とコールする。
(3)妨害した野手を右手で指さし“オブストラクション”とコールする。
(4)プレイが一段落するまで待つ。
(5)“タイム”のコールとゼスチュアをし、適切な処置をする。

C打者走者は一・二塁間ではアウトにはならない。三塁に行けたと判断されればセーフに切り替える。三塁に行けなかったと判断されればアウトの宣告のままとなる。
しかし、このケースは、行けたと判断されたのでセーフにした。

この日は那須朝市

そして、夜はバラに囲まれて、
