2020/10/21  19:33  クイーンズ駅伝予選会 「プリンセス駅伝2020」  実業団陸上(駅伝等含む)

 第40回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝、11月22日、宮城県)の第6回全国統一予選会「プリンセス駅伝in宗像・福津」(日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社、TBSテレビ、RKB毎日放送共催、福岡県宗像市・福津市など後援)は10月18日、宗像市の宗像ユリックスを発着点とする6区間42・195キロのコースに28チームが参加して行われ、積水化学が2時間17分3秒で優勝した。2位はヤマダホールディングス、3位は大塚製薬。上位14チームが全日本大会への出場権を獲得した。全日本大会優勝2回の第一生命グループは15位で連続出場が21年で途切れた。

 積水化学は今季加入したハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美がエース区間の3区で従来の記録を1分以上更新する区間新記録の快走。他選手も好走し、2年連続の1位で予選通過を決めた。

 全日本大会は前回大会で8位以内のシードチームを含む22チームで争われる。

 大会は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、沿道での観戦自粛を呼びかける中で行われた。


● 総合結果 6区間・42.195km

@ 積水化学

A ヤマダホールディングス

B 大塚製薬

C 九電工

D 資生堂

E エディオン

F 日立

G ルートインホテルズ

H シスメックス

I ユニバーサルエンターテインメント

J 肥後銀行

K スターツ

L 鹿児島銀行

M ホクレン

=========以上、本大会「クイーンズ駅伝」出場権獲得

N 第一生命グループ

O ニトリ

P 岩谷産業

Q しまむら

R ユニクロ

S TOTO

㉑ 十八親和銀行

㉒ キヤノン

㉓ 宮崎銀行

㉔ 小島プレス

㉕ 愛媛銀行

㉖ 埼玉医科大グループ

㉗ メモリード

 ※1区途中棄権 京セラ

【 毎日新聞 2020年10月18日(日)18時04分】

● 詳細結果はこちらから

● 第40回本大会 シードチーム

2019年第39回大会8位以内入賞チーム
(通称 クイーンズエイト)
1) JP日本郵政グループ

2) ダイハツ (+0:05)

3) パナソニック (+0:11)

4) 天満屋 (+0:28)

5) ワコール (+0:57)

6) 三井住友海上 (+1:04)

7) デンソー(+1:21)

8) 豊田自動織機 (+1:24)

( )内のタイムは1位との差


● ここは絶対に読んでおきたい記事(↓ 画像をクリック)
※ 毎日新聞より
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複数選手が脱水症状 プリンセス駅伝でアクシデントが相次ぐ理由は

毎日新聞2020年10月18日 21時01分(最終更新 10月20日 12時18分)

福岡県内で18日に開催された第6回全日本実業団対抗女子駅伝予選会「プリンセス駅伝in宗像・福津」で、今年も複数の選手が脱水症状によるアクシデントに見舞われた。レース中に倒れて棄権した選手や、フィニッシュ直前に蛇行しながら走った選手もいた。この数年間で、レース中の骨折や脱水症状などアクシデントが目立つ理由を探った。

 棄権したのは、5年連続の全日本大会出場を目指した京セラ。1区の岡田佳子が脱水症状で全身にけいれんを起こし、第1中継所の約100メートル手前で倒れた。懸命に起き上がろうとしたがレース続行は厳しく、大会審判長の判断で途中棄権とし近くの病院に搬送。大事には至らなかった。

 プリンセス駅伝では、2017年に予選突破圏内で走っていたエディオンの選手がフィニッシュ直前に脱水症状で倒れて棄権。18年には岩谷産業の選手が右脚を骨折し、転倒。中継所までの約300メートルほど地面をはってたすきを渡したほか、三井住友海上の選手も脱水症状を起こして何度もふらついた後、コース脇の草むらに倒れ込んで途中棄権した。

 主催の日本実業団陸上競技連合は18年の大会後、レース中に選手が故障などで「走行不能」となった場合、選手の安全を第一として本人が競技続行を希望しても審判が止める規定を明文化した。今回の京セラのケースでは、第1中継所の担当の審判から連絡を受けた審判長がチームに確認する前に、すぐに棄権と判断した。

 同連合は「チームに連絡すれば、その分判断が遅れる可能性がある。教訓を生かせた」と説明。京セラの古瀬麻美監督代理も「付き添いの選手に棄権と伝えたが、その前に大会側が判断して救急車を呼んでくれた」と感謝していた。

 なぜプリンセス駅伝でアクシデントが相次ぐのか。陸上関係者は二つの理由を挙げる。

 一つは10月開催による暑さの影響だ。この日の宗像市の最高気温は21・5度(午後0時20分時点)。午後0時10分のスタート時も、日差しが強かった。出場チームの監督は「季節の変わり目で秋の涼しい日に慣れてきたところで急に暑くなった。選手は対応が難しい」と話す。

 開催時期を巡っては気象条件を考慮して10月末にすべきだとの意見も出たが、他の大会との調整もあり「10月の第3日曜日」と決まった。同連合の幹部は「毎年のようにトラブルがあり、再度日程を検討すべきだ」と指摘する。

 ただし全国規模の大会は同じ日に行わないという陸上界の不文律があり、翌週に開催される全日本大学女子駅伝との重複を避けたという。変更するとしても地元の行政や関係者の了承が必要で、最低でも数年かかる見通しで容易ではない。


 もう一つは、予選突破への重圧である。以前は東日本など3地区での予選で一定の記録を出せば本大会に進めたが、15年に予選が一本化。タイムでの「救済」はなく、上位14チームに出場権が絞られ、道は険しくなった。企業のPRなどにつながるとして駅伝を最重視するチームは多く、予選敗退で指導者が解雇されるケースもある。

 京セラの1区の岡田は大卒のルーキーで、実業団駅伝は初めての出場だった。大会前に体調や故障などの不安はなかったという。チームは水分補給の状況などを含めて再発防止に努めるが、古瀬監督代理は「脱水症状の理由には精神的なものがあるかもしれない」と気遣った。【小林悠太】




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