火曜日に借りて昨日ほぼ読み終えていた小説、全く初めての作家で名前さえ知らず、その名前から性別も分からないまま、なぜだか書棚から私を呼んでいるような感じで背表紙が目に入り裏書をサラッと見ただけで深く考えずに借りたのだけれど、最近初めての作家は外れが多くって途中で投げ出すものばかりだったのに、これは引き込まれるように読んでしまい、あらためて私にとっては全く無縁の世界、たとえ世間一般がそうだとしても私にとっては小説の世界のお話でしかありえないものでしたけれど(^-^;
ザックリと書けば10年ぶりに出会ったかつての愛人関係にあった男女が焼け木杭には火が付き易いってことで、お互いの生活環境はガラッと変わっているにもかかわらず云々、で結局はほぼ元の鞘に収まる話なんだけれど、男の作家が描写する濡れ場って何となく願望というか嘘っぽい感じがするのに、女性作家ならではの描写といってよいのか?が描く場面はそんなふうになっちゃうんだって(@_@。するような表現、この作品調べてみたら映画化もされているのだけれど映像として表現できるんだろうかって心配するような描写・・・映倫の規制に引っかかるという意味じゃなく、文章として表現されている女性の感覚って同性ならではと思えるもので、映像として見たいって気持ちが起きないです。

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