4月3日の保護者説明会で昨年度の会計報告をしたが、それに関して保護者からご意見をいただいた。
独立初年度、決算はマイナスで終わった。
保護者としては、
「何で? こんなに生徒がいるのに」
当然の疑問だと思う。
項目を見ると合宿費の部分で合宿参加費に対して合宿支出が抜き出ている。
そう、スクールからの補助が大きく出ているのである。
これに対して受益者負担が当然ではないか?
というご意見である。
ここの生徒は合宿に参加しているし、常識を理解されている方である。
そう、もっともなご意見なのだ。
先ず初めにはっきりさせておくが、参加したコーチは全員ちゃんと自分の参加費は支払っている。
サポート保護者と同額の大人料金。
スクールから補助したのはバス代だ。
実は一昨年までは武蔵野市の主催事業ということでバス代は市が負担してくれていた。
しかもその前年までの夏合宿は武蔵野市の施設なので超安価
2泊3日コミコミで1万いかない。
あり得ない金額なのである。
菅平は民間の宿だから金額が上がるのは当然なのだが、
「だから、○○円になりました」
って、言い難かった。
あり得ない金額でずっとやって来たからかもしれない。
金額が上がることで参加者が減る、もしくは負担を強いることが申し訳なく思った。
合宿のための準備会議でも当然に話題となった。
当時の我々の考えとして赤字決算は想定もしなかったから、
「スクールの行事としても多くの生徒に参加して欲しいから補助しよう。」
という結論に至った。
それと言い訳ついでに・・・
参加費の金額を確定しないと先に進まないということもあった。
説明会を開くためには金額ははっきりさせておかなくてはならない。
それもあったと思う。
合宿を終えて当然我々でも反省会を行い、金銭的な部分も検討を行った。
今期参加費をアップしたのは合宿に補助をするためではない。
有料でもいいグランドを利用しようとの考えからだ。
合宿費については当然受益者負担であることは分かっている。
スクールから補助が出るとしても僅かなことも確認されている。

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