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ぼくのエリ/200歳の少女(LET THE RIGHT ONE IN)  映画

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「ぼくのエリ/200歳の少女」

原題/Lat den ratte Komma in
英題/LET THE RIGHT ONE IN
監督/トーマス・アルフレッドソン
原作・脚本/ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
出演/カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、他。

あらすじと解説/

ストックホルム郊外に母親と2人で暮らす12歳の少年オスカーは苦痛に満ちた毎日を送っていた。学校で陰湿な苛めにあっているのに誰も気づかない。それほど孤独だった。ある日、隣りに謎めいた少女エリが越してくる。「君の友だちにはなれない」といきなり告げるエリだったが、毎晩のように中庭で顔を合わせ、寝室の壁越しにモールス信号を送り合うようになる。その頃、町では猟奇的な殺人事件が起きていた。

愛されること、満たされること、ただ、だまって受け入れてもらうこと。オスカーとエリが共有するのは孤独と渇望だ。古今東西ヴァンパイア映画は数多あるが、これほど鮮烈でユニークな作品にはちょっとお目にかかれない。吸い込まれそうな大きな瞳が印象的なリーナ・レアンデションは、撮影当時12歳とは思えないほどの色気でワイルドなヴァンパイアを演じ切る。凄惨だけれど胸のすくクライマックス、わくわくと希望すら感じさせるラストシーンまで目が離せない。原作小説「モールス」の著者ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが脚本も担った本作は、トライベッカ映画祭グランプリ他、世界各国で60もの映画賞に輝いている。
(goo映画より抜粋)


京都には来ないと思っていたエリちゃんがやってきた。
しかも今週の金曜日まで、とのことで仕事終わりに急いで観にいってきましたよ。

この映画は、日本で公開される前に鑑賞しておりました。英語の字幕で、わかる単語を頼りにどうにか理解していたつもりでしたが、こうやってようやく日本語の字幕で観てみると、ようやく意味が分かって感動もひとしおでございます。だって以前観た時には気付かなかったものが見えてきたりもしましたし。

とりあえず、以前書いた記事コチラでごじゃいます。

逆に、以前にはちゃんと「見えて」いたものが見えなくなっていたり。

映倫様の「ボカシ」でございます。

ていうか、そこをボカシてしまったら「エリは実はヴァンパイアにされた時点で女性としての機能を失っている」という事が分らないじゃないですか。何をやってるんですかナニを。

ある人のレビューでは、それは「男性器を切除した後だ」という解釈をされているのですが、最初にそれを読んだとき「んな馬鹿な!?」と思ったのですが、オスカーの父親がゲイである、というくだりも考えると、もしかしたらそうなのかも.....と思ったりも。

う〜ん、どっちが正しいのかな。
個人的には「もともと女性であるのに、女性としての機能を取り除かれた」という解釈の方がしっくりとくるんですけどね。
そのあたりは原作を読めば分るのかなぁ。「モールス」、買って読んでみようかな。

真っ白な雪に真っ赤な血。
エリの黒髪とオスカーの金髪。


この絶妙なコントラストと、静かに進んで行く物語。
酒ばっか飲んでてどうみても働いているようには見えないおっさん連中もいい味を出しているし、いじめっ子たちの憎たらしさもグー。
エリとオスカーの「小さな恋のメロディ」は素晴らしく胸キュンなのですが、やっぱりこの二人のその後が心配なのですよね。

というのも、エリの保護者を装っていたあのおっさん。

これって「オスカーのその後」なのではないのか?

血さえ吸っていれば永遠に歳をとらないエリとは違って、人間は老いていく。
あのおっさんも、おそらく若い時にエリと出会って恋に落ちて、エリのためだけに生きてきたに違いないのだ。
となると、オスカーはこのあと、確実にエリの為に人を殺すことになるだろう。
そして、あのおっさん同様、どうにもならなくなった時にエリの為に命を捧げるのだろう。

そういうパートナーを見つけることで、エリは今まで生き延びてきたに違いない。
でも、今回だけは、そうならないで欲しい、と切に願う。
永遠を生きる者とそうでない者。
どうにもならない運命だけれども、この若い二人に「幸せ」がありますように。

あぁ、以前書いた感想と同じになってしまった。まぁいいか。

あと、映画館で聴く「ぼくエリ」の音楽は素晴らしい。もうそれだけで劇場に行く価値はあります。ここ京都では10月29日の金曜日までなので、興味あるかたは京都シネマへGO!!

寒い季節にピッタリの切なく、甘く、恐ろしい映画でございます。


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