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死にぞこないの青  映画

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「死にぞこないの青」

原作/乙一
監督/安達正軌
出演/須賀健太、谷村美月、城田優、坂井真紀、博多華丸、他。

あらすじ/

気の弱い小学6年生・マサオは、生き物係を決めるできごとがもとで、新任教師・羽田に嫌われてしまう。それ以来、羽田は何かにつけマサオを理不尽に攻撃し、やがてクラスメイトたちもマサオいじめに興じ始める。ゴミ扱いされ、命の危機にまで追い詰められた時、マサオの前に現れたのは、全身真っ青の不気味な少女・アオだった。傷だらけで、片目片耳はつぶれ、白い拘束服を着たアオは、やがて教室中を恐怖に陥れていく。いつしかアオの残虐性に、マサオ自身も取り込まれていき…。

小説界のヒットメーカーであり、ホラー界の俊英、乙一の同名傑作書き下ろし長編小説を映画化。監督は『リング』『呪怨』などジャパニーズホラーの代表作すべてに携わり、乙一作品初の映画化『ZOO〜seven rooms』で監督デビューを果たした安達正軌。主演のマサオ役は、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』の須賀健太。また、凄惨な特殊メイクを施しながらも、美しさと確かな演技力で少女・アオを見事に演じきった谷村美月は、『リアル鬼ごっこ』『神様のパズル』と公開作品が目白押しの若手No.1.そして『ヒート アイランド』など話題作で独自の存在感を発揮している城田優は、迫真の演技で虐待教師を演じきり、新境地を開いた。
(goo映画より抜粋)


アニョハセヨ。
薬剤師と聞くとヤクザ医師と勘違いしてしまうwataruですこんばんは。

月に2〜3回は行っている「ツタヤ以外」のレンタルビデオ屋さんで、かねてから気になっていた「死にぞこないの青」を借りてきました。

まずはタイトルがいかしてますよねぇ、「死にぞこないの青」。
なんつうか文学の香りが漂ってきますよね。
とか言ってあたしゃー文学の「ブ」の字もわからないような人間なのですけど、このタイトルはちょっとカッコいいと思いますよ、ええ。

んで、原作も乙一ときてますよ。
あたしゃ読んだことなど一度たりとも無いんですけどね、ええ。

まぁでも、なんとなくカッコいいタイトルであること、そしてホラーであること、更にはいつも可愛い谷村美月ちゃんがデスラー総統かアバターの青い人かロメロの「ゾンビ」で明らかに手を抜いているゾンビ(ただ単に顔色が悪い人)ぐらいの青い人で登場し、深刻なイジメにあっている主人公に「みんな殺しちゃえばいいんじゃね?」と悪魔の囁きをする、なんてぇのは是非とも観てみたいぢゃないですか。

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↑「おまえさぁ....やられっぱなしでいいのかよ?」

さて、谷村美月ちゃん演じる「青」という存在なのですが
わたしは最初「幽霊」なのかな。と思っていたのですが、実際コレはイジメにあっている須賀健太君の「別人格」ということなんですねぇ。

城田優演ずる新米先生(SPECの最終回ではかなりのブッチギレ具合で良かったなぁ)に目を付けられた事が発端となり、クラス内で次第に須賀健太君を排除しようという空気が生まれ、それがイジメへと繋がっていく。同級生からも無視され先生からは圧力をかけられ、完全に萎縮してしまった須賀健太君は、自分が生み出した別人格「青」と出会ってしまいます。

その「青」は、全身傷だらけ、片目は潰れ、口の端のほうは糸で縫われ、更に拘束衣を着た状態で出現します。

「死ねば楽になるぞ」

というような悪魔的な囁きもしながら

「闘え!」

と須賀健太君を励ます。
「青」との会話を重ねるごとに、次第に「行動」を起こしていく須賀健太君。それに伴い、「青」の片目は開き、傷も癒え、拘束も解かれていく。
確かに物語の展開的には突拍子もない印象もあるのだけど、「青」の傷が次第に癒えていくことはつまり須賀健太君の成長であるわけで、これは見ていてとても感動的でありました。

この映画で、須賀健太君の父親役だった博多華丸さんの台詞が非常に印象的。
喋り自体は児玉清ふうなんですけども

「何故ダメなのかをとことん話し合う」

これ、ものすごく大事な事だと思うんですよね。
今こうやってインターネットというヴァーチャルな世界が、リアルな世界よりも大きくなりつつあるようなご時世ですから、会話する、という事自体薄っぺらくなっているような気がするのです。

目の前の人の、目をちゃんと見て、話しをする。

多分こういう事がちゃんとできたなら、この映画で城田優や須賀健太君が「怖かったからなんだ」なんていう事は無かったと思います。

「話せばわかる」とはいいますが、「話しをしても絶対に分り合えない」という人も居るというのが現実です。しかし、努力をしよう。せめて一歩前に踏み出そう。
この映画はそういう事を言いたかったのかなぁ、と。

結局のところ、この映画は
ホラーではありません。
谷村美月ちゃんがギョッとするような特殊メイクをしてても
やっぱり可愛かったりするし。

ホラーではなく「ええ話」として観るにはとても良い作品だと思います。


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