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デイブレイカー  映画

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「デイブレイカー」

原題/DAYBREAKERS
監督/マイケル&ピーター・スピエリッグ
出演/イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、クローディア・カーヴァン、サム・ニール、他。

あらすじ/
西暦2019年。かつて世界中を襲った疫病により、人類の大半は不老不死のヴァンパイアに変貌、知性を備えたヴァンパイアたちは注意深く太陽光線を避けながら新たな生活秩序を構築していた。第二種に身をやつした人間はことごとく軍隊に捕獲され、ヴァンパイアへの血液供給源として飼育されていたが、地球上の全人口のうち人間の占める割合は5%まで低下、慢性的な血液不足に陥っていた。巨大製薬カンパニー、ブロムリー=マークス社に勤めるエリート研究者エドワード(イーサン・ホーク)は、そんな血液不足問題を解消するための代用血液の開発を急いでいた。ヴァンパイアこそ人類の進化形だと考える冷徹な辣腕社長ブロムリー(サム・ニール)の指揮のもとで急成長を遂げた同社は、ハイテク管理された人間飼育場“ブラッド・バンク”を運営、軍隊さえも自在に動かす権力を持っている。ヴァンパイアに同化することを拒んで失踪した娘との確執を引きずるブロムリーにとって、人間などただの消耗品に過ぎず、一方、良識派のエドワードはヴァンパイアでありながら人間の血を飲むことに罪悪感を覚え、今や絶滅の危機に瀕している人間の未来を案じていた。ある夜、帰宅途中に事故に巻き込まれたエドワードは、衝突した車に乗っていた人間の男女4人をとっさに警察から匿ってやる。その中の一人、オードリー(クローディア・カーヴァン)は、逃亡中の人間たちの保護活動を行うレジスタンス組織のメンバーだった。エドワードを信頼できるヴァンパイアだと見込んだオードリーは、とある草原で彼を仲間のコーマック(ウィレム・デフォー)に引き合わせる。コーマックは紛れもない人間だが、首に噛まれた傷跡がある元ヴァンパイアであった……。(goo映画より抜粋)


ヴァンパイアもの、僕にとっての最高傑作は「ぼくのエリ/200歳の少女」(LET THE LIGHT ONE IN)ですし、これはもう僕の中では不動のものとなっております。

僕はどちらかというと、クラシックなものが好きなんですよね。不老不死で人間を遥かに凌駕する能力を持ちながらもあくまで少数派で、こっそり生きていて、そんで日にも当たれず、心臓に杭を打ち込まれると死ぬ、っていうやつ。

死にたくても死ねず、こそこそ生きている者が背負う哀しみというか......そういうのが胸にキュンときてしまうのですが、「トワイライト」シリーズのような胸キュンは要らないです。とりあえずトワイライトの1作目だけは観ましたが、なんなんすかあいつら、人の血は吸わず、動物の血でもオッケーだなんて。おまけに日に当たったら焼けこげるどころか肌がキラキラ光っちゃうのよ。もう無理、むりむりむりむり。観てられません。

なのでそれ以降の作品は観ておりませんが、ティーン向けのヌルい恋愛ものだと割り切ってみたらそんなに悪くないのかもしれませんね。なんだかんだ言っても1作目のアストロ球団並の超人野球にはちょっと笑ってしまいましたし。

少数派が背負う哀しみが好きなのに、なんとこの「デイブレイカー」という映画は少数派ではなく多数派になっており、人間の方が少数派なんですね。もうこの発想だけで背筋がゾクゾクするほど面白いのですが、日にも当たれず人間の血しか摂取できない生き物が地球の総人口の95%を占めてしまったらどうなるか?というのがとても面白く描けていてとても良いですね。

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↑ヴァンパイアの出勤風景

ここでのヴァンパイアたちは、「不老不死」であるので病気とかを気にしなくていいようです。今は禁煙ブームですけども、ヴァンパイアたちには関係ございません。煙草すっぱすぱ吸っております。「肺がんなんて気にしないぜ!」とばかりに喫煙率が異常に高いのも面白いですね。いやぁ羨ましい。愛煙家のわたくしにはまさに理想的な世界でございます。

ところが、です。ここのヴァンパイアたちは「不老不死」であること以外、特になにもないようなんですね。人間離れした特殊能力もないようですし、ただ死ななくて歳はとらない、ってだけのようなんです。しかも日には当たれないし食べ物は人間の血だけ。いくら不老不死とはいえど、これでは生き物として良くないですよね。こんな世界で歳もとらず延々と生き続けていくのは、逆につまらないのかもしれない。

さらに不利な事に、人間の血を摂取しないと彼らは「サブサイダー」と呼ばれる化け物に変化してしまう。それは完全に理性が崩壊したモンスターで、誰彼かまわず襲いまくる。人間が少なくなりすぎた為に食料危機が起り、サブサイダーの大量発生が社会問題となっていて、一刻もはやくこの食料危機を解決するために「代用血液」の研究もされていますが、これも失敗続き.....
やばいっす。めっちゃやばいっすよ。どうすんのよヴァンパイア!

そんな中、「ヴァンパイアから人間に戻った」という奴が現れて、物語は動き始めます。絶滅の危機に瀕したヴァンパイアたちに救いはあるのか、それとも......!?

監督さんがあのトンデモなゾンビ映画「アンデッド」を撮った人ですので、後半はちょっと予想できない展開になるのですけど、前回あれだけ度肝を抜かれたもんですからちょっと期待してしまいますよね.....でも今回は確かに予想を上回るものがあったけど、前回ほどの驚きもなかったですし、この面白過ぎる「世界観」の再現もちょっとイマイチだったかなぁ、という印象ですね。もうちょっと突っ込んでほしかったかなぁ、と。まぁ、それでも十分面白いんですけども。
もっと完璧に世界を構築してくれたら「B級臭」も消えてたと思うんですよねー.......もうちょっと頑張ったら大傑作だったのに、「Bの上」止まりだったというか、そのへんがとっても残念だったりします。

それでも観るぶんには十分に面白いですし、イーサン・ホークのやさぐれた魅力も素晴らしいし、ウィレム・デフォーのビックリ仰天の「人間への戻り方」も面白いですし、サム・ニールの役柄ではなくてガチで血を飲んでそうな悪いツラも素晴らしいですし。


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↑血ぃ飲んでますが、何か?


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