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サムライ・シネマ三本立て!「十三人の刺客」「雷桜」「最後の忠臣蔵」  映画

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「十三人の刺客」

あらすじ/
将軍の腹違いの弟という立場に甘んじ、悪行の限りを尽くす明石藩主・松平斉韶(なりつぐ)。幕府の老中は、この暴君が国の要職に就く前にひそかに闇に葬るよう、御目付役・島田新左衛門に密命を下す。斉韶の凶行の数々を知った新左衛門は、命がけで大義を果たすことを決意。信頼が置けて腕の立つ刺客を集め、斉韶が参勤交代で江戸から明石へ帰国する道中を狙うことに。わずかな手勢で300人を超える軍勢を迎え討つため、新左衛門たちは落合宿を買収。大掛かりな罠を仕掛け、斉韶ら明石藩の一行を待ち受けるが…!?(goo映画より抜粋)


この映画の監督が「極道戦国史/不動」とか「極道恐怖大劇場/牛頭」とか「デッド・オア・アライブ」の鬼畜っぷりが素晴らしい三池崇史さんなので、さぞや捻った時代劇なのかと思いきや、意外な事に直球ど真ん中の「時代劇」だったのには驚き。
まぁしかしアレですよ、生首サッカーとかやっちゃう監督ですから、正統派の時代劇とは言えかなりえげつないです。やっぱり鬼畜です。

そしてこの鬼畜な映画で最も鬼畜な役者(略してMKP!)だったのが松平斉韶を演じた稲垣ゴローちゃん!いやぁぁこれは素晴らしい。わしゴローちゃん好きじゃなかったけど、これ見て一気に好きになってしまいましたよ。

このゴローちゃんの役がとにかく酷い。
逆に言うとドイヒー。
ここまで狂った役をなんだか嬉しそうに演じているゴローちゃんが素敵なのよ。

狂っているとはいっても最初のうちは無表情で淡々としていて、その静けさが逆に不気味で気持ち悪いですし、ラストの大虐殺バトルでみせる「この下郎がぁぁぁ!!」という表情も鬼気迫る感じで良いですね。んで、斬られたら「い.....痛い」とか言うし。
このドイヒーな殿様の最後の台詞が「今日が一番楽しい日だったぞ」というのもいいですね。戦国の世に生まれていれば、もしかしたら英雄になれたかもしれないですねぇ。

あと少し残念だったのは、「十三人の刺客」の十三人のそれぞれのキャラクターが上手く描けていない事。役所さんとか山田孝之や伊原さん、そして伊勢谷さんなどは印象に残ってますが、ソレ以外の人たちのことはあんまり覚えてないというか......きっとそれぞれいい働きをしてたとは思うんですけど、なんか扱いが雑だったような気もします。

それに最後の50分にわたる一大虐殺絵巻も、罠をはって待ち構えていた割には、敵が罠にかかった後は殆どいきあたりばったりの出たとこ勝負、ってのもなんだかなぁと。まぁそれなりには色々トラップを仕掛けてたりするんですけど、「おおっ、そ、そんな仕掛けがぁ!?」と思わずときめいてしまうようなサムシングが欲しかったなぁ。でも、血がドバーでスプラッターなあたりはさすがの鬼畜・三池さんだなぁと感心してみたり。

眉毛無し、お歯黒な谷村美月ちゃんが出てきたときはちょっとビックリしました。あと「ウパシ」と山田孝之の嫁が同じ「吹石一恵」なのはなんでなのでしょうか??


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「雷桜」

あらすじ/
徳川将軍・家斉の十七男に生まれた斉道。母を亡くし親の愛情を知らずに育った彼は、心に病を抱えていた。療養を兼ねて家臣の瀬田助次郎の故郷・瀬田村を訪れた彼は、天狗が住むと言われる瀬田山で、女の天狗と出会う。その正体は、幼い頃に誘拐され、山奥で育てられていた瀬田助次郎の妹・遊だった。世間を知らず奔放な遊に、斉道は惹かれていく。雷に打たれた銀杏の上から銀杏が芽を出した巨木・雷桜の前で、二人は恋に落ちる…。(goo映画より抜粋)


この映画評判良くないですよねぇ。
でも、わたしはいいと思いますよ。

確かに時代劇のコスプレをした恋愛もの、という感じは否めないのですけど
二人が「恋におちていく」過程を丁寧に描いているところは好感がもてますし
「身分違い」の恋であるがゆえに必然的に訪れるツライ別れの後でも、その恋はある意味違う形で成就しているというラストもかなーりグッとくるものがあります。

エンディングで流れる主題歌も良いです。グッときます。

蒼井優ちゃんも岡田将生くんもめっちゃ頑張ってます。小出恵介もめっちゃいい感じです。
みんなも観たらいいと思うよ〜ん♪


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「最後の忠臣蔵」

あらすじ/
吉良上野介邸討ち入りの後に、大石内蔵助から「討ち入りの真実を赤穂の遺族たちに伝え、彼らの生活を助けよ」という命を受けた寺坂吉右衛門。16年後、彼は最後の遺族を訪ね、すべての使命を果たし終えた。その後京都を訪れた寺坂は、討ち入りの前日に逃亡した瀬尾孫左衛門の姿を見かける。実は瀬尾も大石から密命を与えられていたのだった。その密命とは、大石内蔵助と側女の間にできた子どもを、保護して育てよと言うものだった。(goo映画より抜粋)


「十三人の刺客」でも大活躍の役所広司さん、ここではグッと抑えたシブ〜い感じでいいですね。
時代劇といえばやっぱりチャンバラがメインかと思ってしまいますが、チャンバラがなくても時代劇は時代劇。実に見応えがあって良い映画でした。

ただ、納得いかないのは孫左(役所広司)に「生きる」という選択肢がなかったという事。
ほんと武士というのはめんどくさい生き物で、なんかっつーとすぐ切腹ですからね。
忠誠心とか誇りとかがあるのは十分承知の上なんですけども、この場合「生きる」というのが正解だったんじゃないのかなぁ。
「大石内蔵助の隠し子」を育て上げ、嫁にやったその日の晩に切腹て。

「はーいこれで役目終わり終わり!切腹ターイム!!」

よっぽど切腹したくてたまらなかったのでしょうか、この男は。
嫁にやってからも、遠くから見守り続けることがこの男の使命ではないのか?
だから、あそこで「死ぬ」ということにどうしても納得できない。

その死に様はかなり壮絶なものでしたが、「なんで死ななきゃならんのか」という思いが強くて逆にしらけてしまったというか.......
でも嫁入りのシーンで赤穂浪士と関わりがある人々が続々と集まってくるくだりなどは思わず涙してしまいましたです。

「大石内蔵助の隠し子」可音を演じた桜庭ななみさんは素晴らしいですね。「書道ガールズ」での元気ハツラツな感じも良かったですが、この映画での「内に秘めた熱い想い」的な演技も実に良いです。


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