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「おとなのけんか」「ヤング≒アダルト」  映画

外がビックリするぐらい暑いのでクーラーを効かせた部屋でとぐろを巻いているwataruでございます。
節電とかムリっぽいデス。

さて、いつもはゾンビとか殺人鬼とか幽霊が出てくる映画ばっかり観ていますが、たまにゃーこういう「大人向け」の映画も観ますよ、ええ。大人なんで。

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「おとなのけんか」

あらすじ/
ニューヨークのブルックリンの公園で遊んでいた少年たちの間で争いが起こり、少年ザッカリーに棒で叩かれたイーサンが前歯を2本折るケガをした。ザッカリーの両親である弁護士のアランと投資ブローカーのナンシー夫妻はイーサンの家を訪問し、イーサンの両親であるマイケルとペネロペ夫妻と和解の話し合いを始める。当初、話し合いはなごやかにすすむが、次第に4人の話はかみ合わなくなり、険悪な雰囲気へと変わっていく。(goo映画より抜粋)

監督がロマン・ポランスキー、出演はジョディ・フォスター、ジョン・C・ライリー、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴァルツ。

原題「CARNAGE」の意味は「修羅場」という事で、まさに修羅場なこの映画のタイトルとしてぴったんこなんですけども、この邦題の「おとなのけんか」というのも物凄くセンスが良いですよね。
しかも漢字で「大人の喧嘩」と書かずに平仮名で「おとなのけんか」と書くところも、大人なのに大人げない喧嘩の様子を的確に表現しております。

最初は子供同士の喧嘩の和解の為の集まりだったのが、次第におかしな方向に向かっていくあたり、めちゃくちゃ面白いです。いつのまにか論点がすり替わり、子供の話だったはずなのに、何故か夫婦の事になったり、男と女の話になったりなんかして、話し合いは収拾がつかなくなっていきます。しまいにゃ昼間っから酒飲み出したりして、終盤には完全に泥沼。結局和解すらできずにこの密室劇は唐突に終わりますが、分別のある大人同士がこんなグダグダになったのに、子供は子供同士であっさりと仲直りしちゃってるのなんか、もう皮肉以外の何物でもないですよね。

でもまぁなんちゅうか大人って社会的な立場とか色々背負っているものが多いからこそ、こうなっちゃうのかなぁ、と思うんですよね。わかります。すっげーわかりますよ、そういうの。

セットも一つだけ、出演者は4人のみ、そして尺も80分ぐらいというシンプル極まりない、それこそ、「SAW」のようなソリッド・シチュエーションなわけですけども、ある意味SAWよりもおっそろしいソリッド・シチュエーション・スリラーとも言えるかと。

スリラー、というと語弊がありますけども、なかなかこういう状況も怖いですよ、ねぇ?





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「ヤング≒アダルト」

あらすじ/
ヤングアダルト小説のゴーストライターをしているメイビスは37歳。ひとり暮らしの部屋で今日も二日酔いの朝を迎えた彼女に、一通の見慣れないメールが。それは高校時代の元カレ、バディからの、子供が誕生したという幸せいっぱいの案内状だった。苛立ったメイビスはバディと再びあの青春時代を取り戻そうと、故郷へ戻る事に決める。再会したバディにメイビスは、彼がいまだに自分に好意を持っているとカン違いしてしまい…。(goo映画より抜粋)

「モンスター」という映画でも役の為に激太りするというデニーロ・アプローチで観客の度肝を抜いたシャーリーズ・セロンさんですが、こちらの映画もそれに近いものがあると思います。

もう殆どビョーキでございます。

私生活の描写のリアルさとかもね、それに拍車をかけてるというか。仕事に使ってるMacの使い込んだ感じ、乗ってる車はミニクーパー、しかもカセットデッキ!再生とか停止するボタンとかめっちゃ汚れてるのとか、部屋の散らかり具合が絶妙だったりとか。

過去の栄光を引きずり、「あの頃は最高だった!だからもう一度!」とばかりに元カレに殆どストーカーに近いカタチで追いかけ回すこの女、いやあえてビッチと言いますけど、まぁこれがとんでもなくイヤなヤツでね、同情も共感もできないんです。でも。

でも凄く愛おしいのは何ででしょう?

フツーの映画なら最後は改心して新たに出発してハッピーに、といく所を、これを改心させずに放り出しちゃう所とかね、物凄くいいですよ。
メイキングで「人ってそんなに簡単に変われないわよ」と脚本家の女性はにっこにこ笑いながら言ってましたけど、これってすごく深い言葉ですよね.......

こんな嫌われキャラなのに愛おしいのは、きっと心のどこかで引っ掛かるものがあるから。そして思い当たるフシがあるから。是非みなさんも一度この嫌われ松子ならぬ嫌われセロンさんをご覧になってですね、自分と向き合ってみるのもいいんじゃないかと。



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