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悪魔が来りて笛を吹く  映画

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「悪魔が来りて笛を吹く」

監督/斉藤光正
出演/西田敏行、鰐淵晴子、夏木勲、仲谷昇、梅宮辰夫、中村玉緒、他。

あらすじ/
昭和22年、銀座の宝石店で店員数名を毒殺し、宝石を盗みとる凶悪な殺人事件が起きた。椿英輔子爵は、この犯人と酷似していたため容疑者の一人として取り調べを受けたが関西に旅行中だったというアリバイが立証され、釈放となった。だが、英輔は娘の美禰子に遺書を残して失踪し、2カ月後、死体となって発見された。ところが、英輔の妻や周囲の人人が自殺したはずの英輔らしき人物を目撃するのだった。脅えた妻は彼の生存を占う「砂占い」の儀式を行なった。金田一耕助も美禰子や等々力警部の依頼で立会った....(goo映画より抜粋)


ここ最近、昭和の懐かしい邦画が立て続けにリリースされてますね。
「震える舌」「この子の七つのお祝いに」とか、今観てもとんでもなく面白い映画ですし、これからもっともっと色んな映画を発掘してってもらいたいです。
で、今回のこの「悪魔が来りてピ〜ヒョロロ」.....じゃなくて「悪魔が来りて笛を吹く」も、金田一耕助シリーズでこれまでDVD化されてなかった作品で、これもようやっと出てきたんですよね。わたし、この映画は未見でしたので、観るのが非常に楽しみでございました。

これまで金田一耕助は色んな人が演じていまして、やはり代表は石坂浩二さんです。金田一=石坂浩二、というイメージがわたしの頭の中では定着しているんですけども、この「悪魔が来りてどっこいしょ」.....じゃなくて「悪魔が来りて笛を吹く」での金田一耕助は西田敏行さんが演じています。

太めでワイルドでコミカルな金田一。
これはこれでとてもナイスな金田一耕助だなぁ、とわたしは思いました。
石坂浩二さんはどっちかというと神経質そうな感じですけども、こっちの西田敏行さんは人懐っこいというか、人情派な感じがして。

映画的にいうと、「推理もの」というわけではなく(実際には密室殺人のトリックなど、あるにはありますが)、どっちかというとドロドロとした人間ドラマの方に重きを置いている、という感じでしょうか。
なので、「獄門島」みたいな超絶トリックを期待していると肩すかしを食らいますが、まーこのえげつない人間ドラマはね、かなり見応えありますよ。

あと鰐淵晴子さんちょーキレイでした。
それからチョイ役の梅宮辰夫さんや中村玉緒さんもいい味だしてましたし、中村雅俊さんも出ていて美声を披露されてましたよ。

この映画を観ていて思ったのは、映画ってやっぱり監督のものなんだなぁ、という事です。
市川昆さんの撮る金田一耕助の映画って、温度が低いというか、絵がパリーンと張りつめているというか、凄い緊張感があるんです。でもこの映画は会社も違うし(東映)、監督も違います。
これはこれで東映テイストが全面に押し出されている感じだし、なんか生暖かいというか、ジトっと、ヌルッと、ヌメッとしているんですよね。これはこれでドロドロした家族のドラマにはピッタリの雰囲気ですし、いいんじゃないかなぁと思うわけですよ。
撮る人によって色んな金田一耕助が楽しめるっていうのも実にいいですし、また演じる人によっても色んな金田一耕助が見れるわけですから、「映画」っていいなぁ、ええもんやなぁ、としみじみ思った次第なんですよ、はい。

というわけでこの「悪魔が来りてぺろりんちょ」......ではなくて「悪魔が来りて笛を吹く」、大変面白く観させて頂きました。ありがとうございました。


↑曲もめちゃくちゃいい。

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