2013年度に向けてのコーチ会議
机を四角く並べてみた。
いつも机はそのままで授業をやってるよう
こちらからの話もなんか上から押し付けるようにも感じていた。
でも机を並べ替えるだけでいろいろな人から意見が出るし、
何より互いの顔が見えるのがいい。
冒頭にはやはり校長らしくあいさつの一つもしなくてはと、
皆さん今日はお忙しい中、ありがとうございます。
武蔵野ラグビースクールも4月から46年目のシーズンを迎えます。
武蔵野は東京ラグビースクールができた翌年に開校し、途中で東京RSが施設の改修のため中止となったため、現存最古、最も長い歴史を持つスクールとなりました。
皆さんにはこの長い歴史を持つスクールのコーチとしてプライドを持って指導に当たっていただきたい。
45年間変わらないのは指導者の熱意と指導方針です。
一貫して選手を作らないという方針で指導をしてきました。
選手育成を目指すのではなくラグビーを通じて心身ともに強靭で調和のとれた人間形成を目的としています。
それは3つのFに象徴されています。
フェアプレイ、フレンドシップ、ファイティングスピリッツ
これは今後も変わることなくスクールの指導方針です。
そして私からのお願いは、
@ラグビーの楽しさを教える
子供たちにとってのラグビーの楽しさってなんでしょうか?
ステップを切って独走トライをすることだと思います。
これは足の遅い子でも同じ夢を持っているでしょう。
子供たちの好きにさせてあげることが大切だと思います。
生徒が10人いたらどの子にレベルを合わせるのではなく10通りの教え方が必要です。
10番目の子に楽しいと言ってもらえることが目標です。
そのためにも試合への出場機会は均等です。
チームプレーは中学からでも遅くはないと思います。
A教えすぎない
選手の育成はしませんが、選手になるための器は作ってあげなくてはいけません。
それは変な癖をつけない、左右違和感なくできる、基本ができている、
ラグビーが楽しくて上のステージでやりたいと思う子がちゃんとコンテストできるように育ててあげることも大事です。
でも週1の練習だから制約があります、先に進もうとすると教えすぎてしまいます。
そして時間がないから結論を先に出してしまいます。
すると中途半端な理解から癖が出来上がります。
もっとゆっくり構えていいのではないでしょうか。
B常に現状の否定を
生徒を楽しませるためにもっといい練習があるのではないか?
果たしてこの練習でいいのだろうか?
もっといい練習があるのではないか?
常にコーチ同士で話し合いをしてください。
〜と、こんな話をしたように思う。

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