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「女王蜂」「地獄」  映画


いやぁいい天気です。

こんな日に家に籠ってちゃあもったいないってんで、「お花見」ならぬ「お花走り」をしてきたwataruです。

まずは借りてたDVDを返却するついでに、出町柳に出てそのまま川端通りを北上。もう出町柳の三角中州なんかは人で埋め尽くされており入り込むスキはビタ一文もございません。
で、川端通りから北山通りに入り西へ向かい、賀茂川に出る。まーそこも人、ひと、HITO。おぞましい程に人で溢れかえっております。更にわたしは上賀茂へ向かうのですが、このへんが一番良かったかな。まるで桜のトンネルのようで。
結局はMKのあたりまで行って、あとは川沿いの賀茂街道をサーッと下ってきて帰宅。走行距離は10q程ですが、とても気持ちがよかったです。

でも観ている映画は気持ち悪いんですけどね。

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「女王蜂」

あらすじ/
昭和二十七年、伊豆天城の月琴の里にある大道寺家の大時計で、大道寺智子の求婚者の一人、遊佐三郎が廻る歯車に体を引き裂かれ死んでいた。この事件に、当主の銀造、妾の蔦代、家庭教師の神尾秀子も息をのんだ。しかも、遊佐のポケットには智子から誘いの手紙が入っていたのだ。金田一耕助は、事件直後、京都の山本弁護士の依頼で、十九年前の事件の真相調査のため大道寺家を訪れる。十九年前の事件とは銀造が大道寺家の婿養子になる前の学生時代に親友の日下部仁志と伊豆旅行をした時、日下部は大道寺琴絵を愛し、やがて琴絵は妊娠したが、日下部は母に結婚を反対され、崖の上から転落事故死したことだ。その後、京都に住む銀造は琴絵と結婚するが、琴絵が月琴の里を離れないため、二人は名目だけの夫婦であった。琴絵は以前大道寺家の小間使いであった蔦代に銀造の世話をさせる。そして、二人の間に文彦が生まれた。琴絵は智子が十五歳の時に死亡する。智子が十九歳の誕生日を迎え、銀造が智子を京都へ引き取るため月琴の里へ着いた翌日、遊佐が殺害されたのだった。静岡県警の等々力警部は、智子と事件直前から智子の身辺に出没する多門達太郎に鋭い視線を向けていた。だが、金田一は、今度の殺人事件の犯人は十九年前の事件に関係ある人間ではないかと推理する。日下部が死亡した時、山本巡査は宮内省から上司へ連絡があり、捜査打ち切りの指示を受けている。しかも日下部は偽名であり、彼が琴絵に渡したという指輪の所在も不明だ。日下部の正体を追求する金田一は、彼が元公爵東小路隆子の次男、仁志であることをつきとめる。警告状の発送者はこうした事実を知る者だとにらんだ金田一は、大道寺銀造にその標的を絞った。神尾秀子は大道寺家の先代が琴絵のために迎えた家庭教師で、琴絵の死後は智子の養育に当っているが、智子の京都行きは琴絵の遺言ではなく、東小路隆子と銀造が仕組んだものと思った。やがて、東小路隆子主催の茶会が開かれる。主な参加者は秀子、蔦代、智子、銀造、赤根崎、駒井に蔦代の兄で心霊研究家の九十九龍馬であった。その茶会で、智子がたてた茶を飲んだ赤根崎が突然その場で死亡する。解剖の結果、胃から多量の青酸カリが検出された。一方、九十九龍馬は、智子が実父の死亡の秘密をさぐっているのを利用し、自宅の密室に誘いこみ暴行しようとしたが、何者かに太刀で刺殺される。調べを続けていた金田一は、大道寺銀造を訪れ、彼のたび重なる殺人を立証し始める。遠い昔、東小路家に仙波という馬丁が仕えていた。東小路家の主人は、仙波の止めるのも聞かず、馬を走らせ女の子を跳ね殺した。仙波はその罪をなすりつけられて投獄される。東小路家から僅かな金を与えられただけで、仙波は獄死してしまう。そんな仙波には、男の子があった。それが大道寺銀造である。まだ少年であった彼の心に東小路の名がやきついた。成長し、高等学生となった銀造は、頼朝伝説にひかれて月琴の里を訪れた。そして、琴絵に会い、恋情を激しくかきたてられる。しかし、不幸なことに、仁志と琴絵は愛し合っていた。父を奪ったという銀造の東小路家への怨みは、東小路家を滅亡させるという殺意となって爆発した。仁志を殺し、琴絵が残した智子をも殺そうとした時、許婚者が現れたのだ。しかし、許婚者二人を殺したものの、智子を愛し始めていた銀造は、彼女を殺そうとした九十九龍馬をも殺してしまう。銀造がすべての罪を認めた時、神尾秀子が彼に近づき、自分が犯人であると絶叫する。彼女の話を止めようとした銀造に、秀子は編み物袋に隠しもっていた銃を発砲する。銀造を愛するが故に、罪をかぶろうとした秀子は、自ら胸を射ち銀造の死体の上に折り重なる。智子を跡目にしようとしていた隆子は、その意志を智子に伝えるが、彼女は、自分の父は自分を一番愛してくれた銀造である事、そしてこれからも月琴の里に残ると隆子に言うのだった。隆子も快くそれを認める。隆子の主人への怨みが、連続殺人を生んだのである。智子は女王蜂と呼ばれた。女王蜂は母系社会の種族を永らえるために、働き蜂に身を守らせ、そして殺していく。そして今、働き蜂を次々と殺した銀造は、義子・智子にその罪を許され、静かな眠りについた。女王蜂と呼ばれたこの事件は、自然の摂理が生んだ、気高く、恐しいものであったことを金田一は痛感するのだった。(うっわ長い!以上、goo映画より抜粋)


最近、町山智浩さんの「トラウマ映画館」を購入いたしまして、ぼちぼちと読んでいる所でございますが、この本で挙げられている映画を全然知らなかったりします。でも大変に面白いし為になる良書なのですが、これを読みながら
「はて、わたしにとってトラウマ映画とは何だったんだろう」
と思ったのです。

洋画でいうと「ジョーズ」とか「エイリアン」、「サスペリア」そして「サンゲリア」などですが、こちらはいずれも再鑑賞してトラウマを克服しました。

邦画ではどうなのか、というと「震える舌」「この子の七つのお祝いに」、そして「配達されない三通の手紙」と、この「女王蜂」を含む一連の金田一耕助シリーズ。
あと「鬼畜」「天城越え」もトラウマ映画なんですが、こちらは再鑑賞してもトラウマ克服ならずです。今観てもめちゃくちゃこわかった.......

わりと最近「獄門島」「犬神家の一族」を観ていますが、このあたりになってくると「今観るとめちゃ面白い!」という感じでしたので、とりあえずはこのシリーズを観ていけばわたしのトラウマも多少は減っていくかもしれないと思い、この「女王蜂」を借りてきてみました。

登場人物が多く、それぞれの人間関係を把握するのに苦労しますが、ちゃんと観てるとじわじわと分ってきます。そこへ殺人事件が発生、駆けつけた等々力警部の推理で「ようし!わかった!」とか言っちゃいますけど実は何も分ってなかったりするので、みんな金田一さんを頼っちゃうんですな。で、金田一さんの名推理で事件は解決する.......のだけど、とってもほろ苦い。切ない。事件の幕切れとしてはかなり意外な印象を持ちました。ラストカットで、金田一の膝の上から転がり落ちる青い毛糸の玉........なんか、胸がキューッと締め付けられるようで。

あとこの映画を観て物凄くビックリしたのが、岸恵子さんの美しさ。

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妖艶だったり、少女のようだったり。
この時もうすでに熟女な岸恵子さんですが、なんっかもー心奪われちゃいましたよ。
あと坂口良子さんね、もうプリップリでめっちゃ可愛い!ちょい役なのが惜しい!

冒頭の時計台での殺人......歯車に腕が挟まってブッチーンと切れたりとか、なかなかエクストリームな切株描写もナイスです。個人的には寄木細工の密室のシーンが好きです♪


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「地獄」

あらすじ/
人生に悩む18歳の少女・リカ。ある夜、公園で出会った老婆に生きたまま地獄へ連れていかれた彼女は、そこで老婆にそっくりな閻魔大王と対面し、これから見聞きする地獄の恐ろしさを汚れきった人間たちに伝える役目を仰せつかる。地獄の使者・魔子の導きで、現世で大罪を犯した亡者たちが地獄の責めに苦しみもがく様を見物していくリカ。そこには、連続幼女誘拐殺害事件の犯人・宮島ツトムや毒入りカレー事件の犯人・滿寿子夫婦らの姿があった。また、リカは自分が入信している宇宙真理教の教祖・瘡原と信者たちが起こした悪行の数々を業鏡を通して目の当たりにする。やがて、自らの過ちにも気づき、迷いを吹っ切ったリカは現世に帰還。閻魔大王の期待に添うべく、永遠なるもの=太陽に祈りを捧げるのであった。(goo映画より抜粋)

さてわたくし、石井輝男監督の映画を観るのはこれが初めて。

「恐怖奇形人間」や「ねじ式」、「盲獣VS一寸法師」など興味はあったんですが、今の今までなんとなく手が出せなかったんですけど、今回思い切って観てみようと思ったんです。春だから。

エロくてグロくて目を背けたくなるのかと言われれば実はそうではなく、無駄にエロくてグロも確信犯的に安っぽく、観ていてとーっても楽しくなる「地獄エンターテイメント」でございます!

まずは連続幼女誘拐殺人犯には、ノコギリで人体バラバラの刑。
「お情けを!閻魔さま、お情けをぉ〜〜!」
と必死に懇願するも、どSな鬼たちはおかまい無しでギコギコと手足をちょん切っていきます。まぁこれが笑っちゃうぐらいに安い切株なんで、ちょっと心和みます。
で、ここまでが「つかみ」で、これから後は某カルト教団の事を中心に話が進んでいきます。

意外にも「地獄」の描写は少なく、現世での出来事をこれまた意外にも丁寧に描いていたりして、「ほほぅ....なるほど、そうくるのか!」
と思わず唸ったり唸らなかったり(←どっちなんだ

意外にも丁寧、とか書きましたが、まぁこれも随分と安いですよ。でもね、その「安さ」が全く気にならない、というか......いや逆に「安い」からこそグイグイっと引き込まれて行く、というか。地獄パートも現世パートも非常に安いんですけどとっても面白い。なんか高橋洋監督の「ソドムの市」思い出しちゃった。あれは素晴らしい作品だった。でも最新作の「恐怖」はイマイチだったけどね。

地獄に堕ちた教団関係者、舌を引っこ抜かれたり皮を剥がれたりと、そりゃぁ大変な責め苦にあうわけですけども、この話の流れに全く関係ない「丹波哲郎」が突然乱入、鬼たちをバッサバッサ斬り倒して「生きるも地獄、死んでも地獄........地獄はまだ早い。まだまだ斬り足りぬ」という捨て台詞で退場。
正味5分ぐらいの出番ですが、何しに霊界まできたのかサッパリ分りませんし、監督は何故このキャラを突然放り込んだのか、もう完全に意味不明なのですが、ま、面白いからいいぢゃない。あとエンドロールもキョーレツです。ありえません!

主役のリカ役は佐藤美樹さんという方なんですが、とてもキレイな方ですね。しかもこれが初主演で思いっきり脱いじゃってます。なんかもう......ありがとうございました!

地獄が悪人で溢れかえって困っているから、「地獄はこんな場所だぞ〜怖いんだぞ〜」という事を現世の人々に伝えるために、生きている人間を「地獄ツアー」に招待する、って発想も面白いですね。映画「ビートルジュース」でも、自殺した人間は霊界の役所で働かなければいけない、というのがありましたが、なんとなくこの「地獄」もそういうシステムを感じさせるものがあり、ちょっと楽しくなっちゃいました。

(株)地獄、とか。


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2011/4/11  22:45

投稿者:wataru

★亀母さん>
トラウマ映画館、為になりますよね〜。観たいと思うんですがソフト化されてないのが殆どかな?
古賀新一さんて、エコエコアザラクでしたっけ?映画の1作目では菅野美穂がブチキレた演技をしていて記憶に残っております。

http://sports.ap.teacup.com/watarusuper/

2011/4/10  23:19

投稿者:奈良の亀母

「トラウマ映画館」、自分もゲットしました。
殆ど知らない作品ばかりでしたが、勉強になりました。
マンディンゴという作品をネットで調べたら、あまりの
重さに打ちのめされました。現在黒人の血をひくオバマ氏が大統領だというのは、当時からしたら想像もできないんでしょうね。
トラウマのつぼ、生理的嫌悪のつぼは人によって違うらしく、ハロウィン少女コミック館作品でも贔屓の作家さんが私と主人とでは全然違うんです。
古賀新一先生は二人とも大好きなんですが。

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