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ザ・コールデスト  映画

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「ザ・コールデスト」

原題/FRITT VILT 2
監督/マッツ・ステンバーグ
出演/イングリット・ボルゾ・バーダル、マルト・スノーレスダッター・ロビック、キム・ワイフラッド、他。

あらすじ/
雪山で遭難したと思われていた5人の若者。その内の4人が惨殺死体で発見された。たった一人生き残った女性・ヤンニケは、死体が発見された近くの病院に収容され治療を受けていた。しかし彼女の外傷は治ったが、心に受けた傷は一向に治らず、悪夢にうなされていた。それと同時に忌まわしい記憶も蘇っていく。病院スタッフや警察へ真実を訴える彼女だが、誰も相手にしてくれない。ついには精神に異常をきたしたのだと判断され、一人部屋に隔離されてしまう。そして数日たったある日の夜、突然病院全体が停電する。パニックになる病院スタッフたち。極寒の病院からの脱出を試みる彼ら。しかし、彼らは一人、また一人と絶叫とともに消えていった---。そう、悪夢(=恐怖)は、まだ終わっていなかったのだ・・・・!(Amazonより抜粋)




今日はホントは「エスター」を借りようかと思ってました。
でもエスターは一度劇場で観ているし、大変に面白い映画でしたのでまだ鮮烈に記憶に残っている.....なのでエスターはちょいと後回しにして久々に「冒険」してみることにしたのです。
これ絶対面白い訳ねぇだろう、という未公開系のホラー(新作)を片っ端から手に取って吟味する。そんな中、この「ザ・コールデスト」という作品を手にしてジャケ裏の解説を読んでみると.....

ノルウェーで一番怖い映画

とか書いてあるぢゃない。ノルウェーですよ、ノルウェー。ノルウェーの映画なんて観たことありまへん。まずは「ノルウェーの映画」という物珍しさ、更にホラー映画であること、しかもそれがノルウェーで一番オソロシイ映画であるという事......これは見なきゃならんでしょう!こういうの観るのが「冒険」っていうのよ!

それに多分近所の国であろうスウェーデンは、僕の昨年のNo.1映画であった「LET THE RIGHT ONE IN」という傑作も生み出しているし、これからのホラー映画はフランスももちろんなのだけど北欧がヤバいのではないかという期待もあったワケでして。

半分期待、半分不安で鑑賞開始。

さて.....まずは聞き慣れない言語。これも聞き慣れれば凄くいい「味」を出してきます。
そして今まで観た事も聞いたこともない役者たち。これが物凄く新鮮!
「LET THE RIGHT ONE IN」でもそうだったけど、役者の顔がめちゃくちゃイイのです。
あいや、決して「イケメン」とか「美女」とかではないのですよ。
上手く言えないけど「いい顔」なのです。

特にヒロインの一人でもある看護士カミラの彼氏の「ウラ」なんかめっちゃいい顔してる。
このウラ君、一見ヘタレそうに見えるんだけど物凄い男前な死に方をします。こういうの滅法弱いのよ。ちょっと感動しちゃった。

あとはこの映画の主人公/闘うヒロインのヤンニケさん。
男の僕から見ても「カッコいい顔立ち」をしています。なので女子も「キャー!カッコいいー!」と宝塚的な声援を送ってしまうのではないでしょうか。なんとなくですが、「エイリアン」1作目のシガニー・ウィーバーに似てるような気もします。

役者的には印象に残る顔ばかりで大変に嬉しいのですが
ホラー映画的にはどうなのか?
本当にノルウェーで一番怖い映画なのか?

映画全体を簡潔に言うなら「オールド・スクール・アメリカン・ホラー」という印象。
典型的なアメリカンなホラー映画
なのですねぇ、これが。舞台は極寒のノルウェーで雪景色なんかめちゃめちゃキレイなのですが、やってる事はコレ、スラッシャー映画の定番なのですよ。
ちょっとだけ違うのは「笑い要素は一切ない」という所だけ。アホな若者も出てきませんし、エッチしてる男女から殺されていくような、いわばドリフのコントのような「黄金の様式美」は無いのでございます。

そしてこれはお国柄なのか、血の量は控え目。
そして血の色もなんだか薄くてトマトケチャップみたいです。

例えば韓国の血糊はどす黒く粘り気があり不快感を伴い、イタリアではダリオ・アルジェントの「サスペリア」などで見られる血の色はとても明るい赤で、血なのに「キレイだな」と感じる。で、最近切株映画を引っぱっているフランスの血の色は「血!!」って感じがする赤であり、韓国のものともイタリアのものとも違う、物凄くリアルな感じがする。日本では西村映造が特殊効果を務める「片腕マシンガール」や「東京残酷警察」などの、有り得ない血の量で不快感どころか笑いを誘う.....など、「血の描写」に関してはそれぞれの「お国柄」が出ていると思うのですよね。ノルウェーは控え目で不快感を催さないように配慮してるのかなぁ.....なので直接的な描写もあまりありませんが、要所要所で物凄く痛々しい描写も挟んでくるので油断できません。

特にこの映画では「丁寧に恐怖を盛り上げて行く」過程がとても好印象。登場人物にも感情移入しやすく、スラッシャー映画としては控え目ではあるものの、「怖い」という感情を久々に感じた。ホラー映画観過ぎて恐怖という感覚が麻痺している僕のような人間が「怖い!」と感じたのは実に久しぶりの事です。

観る方によっては「物足りない」と感じる方もいるかもしれませんし、それに肝心の殺人鬼もどっかでみた事あるような(ツルハシ殺人鬼.....未見ですがブラッディ・バレンタインもそうでしたっけ?あとはヒルズ・ハブ・アイズのプルートとか)感じなのですけど、地味な映画をこれだけ盛り上げる手腕はなかなかのもんだと思うのですよね。

しかも原題がFRITT VILT 2とあるように、何かの2作目なんですよ!

何かの2作目て!1作目は出てるのか!?全然知らんわ!!

しかし前作観てなくても全く問題無しのノープロブレムのもーまんたいという親切設計。

ある意味「人に優しいスラッシャー映画」という、全く新しいジャンルなのかもしれません。
こんな映画をここまで褒めちぎる僕は相当頭のおかしい人間なのかもしれませんが、もしホラー映画で「何か面白いのないかなぁ」と探しているそこのアナタにお勧めなのかお勧めでないのか分らない魅力に溢れた作品なのか、なのでないのか........このよく分らない感じはフランスのゾンビ映画「フェーズ7」にも通じる所があってですね、まぁ要は面白いと思うヒトは面白いし面白くないと思うヒトは面白くないという、そういう作品なのだと思います。

僕は大変に面白かったので大満足ですけどね!!


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2010/3/24  23:21

投稿者:wataru

★亀母さん>
ご無沙汰しております。
1作目は「コールドプレイ」というんですか....全然知りませんでした!でも、これから前作を観る必要もないかなぁ、と(笑)。

黄砂は凄かったですねー!気のせいか口の中までザラザラしてたような.....この日は大好きな自転車乗りも控えましたです。

http://sports.ap.teacup.com/watarusuper/

2010/3/24  23:13

投稿者:奈良の亀母

一作目は「コールドプレイ」という題で
今回の作品の前の時間軸の雪山が舞台だそうです。

ご無沙汰しております。
今週寒いですね。
21日の黄砂の物凄さにびっくり!
黄色のモヤで視界が霞んで遠くが見えないなんて。

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