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ロスト・イン・トランスレーション  映画

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「ロスト・イン・トランスレーション」

監督/ソフィア・コッポラ
出演/ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、ジョヴァンニ・リビシ、他。

解説/CM撮影のために東京にやってきたハリウッドの中年男優。カメラマンの夫に同行して東京にやってきてホテルの部屋で過ごす若い妻。見知らぬ異国の街で出会った、年齢も性別も違う2人が夜の都市をさまよう。「ヴァージン・スーサイズ」のソフィア・コッポラが監督と脚本を担当して、アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞。撮影は、スパイク・ジョーンズ監督作やビンセント・ギャロ監督の「バッファロー'66」のランス・アコード。(以上、映画.comより抜粋)


最近、映画好きの年配の男性と知り合いになりまして、色々と映画の話をしているうちにDVDを貸していただけるようになりまして。
先日観たデヴィッド・ボウイとカトリーヌ・ドヌーヴの退廃的な吸血鬼映画「ハンガー」もその方に貸していただいておりまして、他にはタランティーノの「イングロリアス・バスターズ」とかも。そして今回色々オススメ頂いてこの「ロスト・イン・トランスレーション」も貸していただきました。ありがとうございます。

いきなりスカーレット・ヨハンソンさんのケツが大写しになるという衝撃のオープニング。

ケツといってもちゃんとパンツは履いてますよ、安心してください。
個人的には「おおっ!ナイスケツ!!」と大喜びで映画開始早々に傑作であることを確信したのでございます。

ヨハンソンさんと言えばわたくし、黒のレザースーツ着て飛びつき腕ひしぎ十字固めとかするアベンジャーズのイメージしかないもんで、この売れ出した頃の実に「初々しい」感じがとても新鮮に感じました。
そういや昔「ゴーストワールド」とかもありましたがアレはイーニドの印象が強過ぎて殆ど記憶に残ってないなぁ...

そしてビル・マーレイ。

じつに「ええ感じのおっさん」ですね。
これはこれで実にたまらんものがあります。

異国の地にCM撮影にやってきて、右も左もわからず、言葉も通じず、日本人ディレクター(ダイアモンド☆ユカイ)が何かアツく語ってるのを理解しようとするも通訳に超テキトーに訳されてたり、どこにも行くとこないのでホテルのバーで一人寂しく呑んでたり、ジムに行ってみるものの機械の加減がわからずエライ目にあってみたり、自分と同じように異国の地で一人にされてしまった若い人妻(ヨハンソンさん)に淡い恋心を抱いてみたり、とか。

そりゃあそうなりますよね、何だかよく分らない国に放り込まれて同じような寂しさを抱えているのなら。
最初のうちこそ、「いいお友達」ぐらいな関係でしたけども、一緒に過ごすうちにお互い惹かれ合っていくのでございます。その一歩踏み出したい、でも踏み出せない、みたいな感じをマーレイさんとヨハンソンさんは実に上手く演じていたような気がします。

この映画は2003年の映画だそうですが、わたしはかつて東京に長い事住んでおりまして、その東京という街と決別したのは確か2002年か2003年頃だったような。その頃は自分に煮詰まってた時期でもありまして、何て言うのかなー、人がいっぱい住んでるし楽しい場所もいっぱいあるけど、心を満たしてくれるようなものは何一つ無かったといいますか、華やかだけど空虚というか、主人公たちの心情と似たような感じというのかな、そこに映し出される大都会TOKYOは、わたしの心の奥にしまってるモノをツンツンと、つついてくるのでございます。

「ガイジン」から見た東京の風景は、かつて東京に絶望したわたしが見た風景と寸分も違わなくて。
住めば都とは言いますが、東京は私の肌には合いませんでした。そのかわり、今住んでいる「京都」という街は、欠けてたピースがピッタリとはまったかのような、「なんでもっと早くココに来なかったのか!?」と思わせるぐらいに、わたしにとっては「住みやすい街」です。まぁ、人それぞれだとは思うんですが、決して東京をdisってるわけではなくて、「自分に合った場所」ってのがあるんだと思います。

そういう場所が見つけられた、という点ではわたしは幸せ者なんだなぁ、と思わされる映画なのでした。

あと、ヨハンソンさんが劇中ちょっとだけだけど京都にやってきて南禅寺とか平安神宮などを巡ってたのも思わず「おおっ!そこよく行く場所だしー!!」とテンション上がります。

一番テンション上がったのはラストシーンね、あれはね、やばいよ。
男のわたしですら「きゃー!!」と叫びそうでしたもの。
嫁さん寝てたんで叫びませんでしたけども。

なんだか久々に感情を揺さぶる映画に出会った気がします。
素晴らしかった。
大満足!!

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